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2019.02.21

「運動で集中力を上げる方法」のまとめ。

LIFE

運動で集中力を上げる方法のまとめ
前回の記事で、運動で集中力を上げるには、
「技能の習得」と「有酸素運動」の両方を取り入れると、脳にとってさらに良い
ことが分かりました!
→「「有酸素運動+複雑な動き」で脳を刺激!」の記事はこちら
 
「運動で集中力を上げる方法」について、色々と調べてきましたが、
今回は結論をまとめてみたいと思います!

「運動で集中力を上げる方法」のまとめ

検証結果と本を参考にした結果をまとめました!

「毎日できる簡単な運動で、集中力を上げる」には。。?

●「有酸素運動を30分以上行う」のがポイント

「競歩くらいの早歩き」または「ランニング」、「自転車漕ぎ」を20分、できれば30分行う。

「HIIT(高強度インターバルトレーニング)」など心拍数の上昇と体への負荷を意識した筋トレを20分、できれば30分行う。

「運動ができれば、運動する環境はどこであっても脳への効果は変わらない」
ということが研究結果から明らかになっています。

このような結果から、「自転車」は道路を走る危険性やストレスと考えると、
スポーツジムで行うのも良いと思います。
外でも危険の及ばない環境であれば、自転車通勤をエクササイズと捉えて、
「心拍数の上昇」と「体への負荷」を上げて漕ぐのも良いですね!

 

「集中力と頭のキレを上げる」には。。?

●「有酸素運動」+「技能の習得」がポイント

ダンス(全てのジャンル)やバレエ、エアロビクスなど、型を学習しながら行う有酸素運動を30分以上。

心血管系と脳を同時に酷使するスポーツ(テニスなど)を行う。

有酸素運動で10分間ウォーミングアップ後、ピラティス、ヨガ、空手、合気道、ロッククライミングなど、型を覚えたりバランス訓練を必要とする運動を行う。

「運動と集中力」について調べてみて。。

自分が一番好きで行っていた運動が「有酸素運動」+「技能の習得」になっていて、
脳の活性化にとても良いことをしていたとは意外でした。
 
「運動をするとなんとなく集中力が上がるなあ」と思っていましたが、
「どうして集中力が上がるのか?」を、体の仕組みから科学的に知ることで
納得して腑に落ちました。

納得するとプラシーボ効果が働くためか、さらに脳が活性化されている感じがします。
 
そして「集中力を上げたい」と思ったときに、
今までよりも効率的に運動を使えるようになりました!
今日は運動できないけど、「駅までの10分を思いっきり早歩きしよう」とか、
集中力が下がったときに一度手を止めて、
「早歩きで散歩に出てみよう」、「ヨガをしてみよう」、など。。
上手く運動を使いこなせるようになったと思います。
腑に落ちて、納得することの大切さを改めて実感しました。

 

そして今回色々と調べてみて、運動は脳にとってとにかく良いことづくめ
ということも分かりました。
集中力、学力、発想力が高まる以外にも、
鬱の改善、ストレス、不安の軽減、更年期やPMSの改善、認知症の発症軽減、などなど、
科学的に証明されています。
「運動を上手く取り入れ、脳を活性化させて健康を保つ」
ことの大切さを改めて痛感!
 
2000年のニューヨークタイムズの記事では、
「うつ病の治療には、抗うつ薬の塩酸セルトラリンよりも運動の方が効果がある」
ということが、研究者により証明されたことが報じられました。
しかしこの記事は、健康と運動の欄に小さく掲載されただけだったようです。。
 
「運動の効果」について、もっと広く知られれば、
薬に頼らずに改善されることもたくさんあると思います。

それにも関わらず、「運動がよい」という情報があまり出ていないため
取り入れられないのはとても残念です。。

自分の身近なところから、どんどん良い情報を広げていければ良いな、
と改めて思いました。
 
 

しかし、運動もやりすぎてしまうと体を痛めてしまいます。

楽しんで運動していると、「体を壊さない程度」ということを忘れてしまい、
どんどんオーバートレーニングに陥ってしまうことも…
 
体の仕組みを知り、「自分の体に合った動きをする」「自分の体に必要なトレーニングを取り入れる」ことも大切。
例えば、「膝とつま先の向きが合っているかを確認してから運動する」「腿裏が弱いから重点的にトレーニングする」など。
体の位置がずれたまま動き続けてしまうと故障の原因になりますし、
体に弱い場所があれば、他の関節に負担がかかってしまう。

自分の体を見つめ直す時間を持つことも大切ですね。
 
体を壊さないような運動の仕方についても色々と模索中なので
今後まとめていきたいと思います!
 
▼参考書籍

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