KOMITI TOKYO

「お肉が焼けた！」
フライパンで焼いたお肉が、ミディアムレアのちょうど良い状態。

最近のキャンプでは、フライパン料理がメイン。
肉や魚の素材そのものをじっくり味わいたいので、丸ごと焼くことが多い。

そしてフライパン料理を食べるときに大活躍しているのが、このカトラリー。

GLOCAL STANDARD PRODUCTS の 「CAMP 3pcs」。
 

カトラリーがしっかりと大切に布に包まれている。
これを出すだけで、ちょっと高級なレストランに来たような気分。

紐を解き、くるくると布を外し一式出す。
ナイフ、フォーク、スプーンの一式はとても軽い。
サラサラとした手触りが気持ち良く、ツヤのない質感が自然の中に溶け込む。

「スッ」と心地よい音とともに、一本づつカトラリーを引き出す。
テーブルクロスをひいたテーブルに「トン、トン、トン」。ひとつづつ丁寧に並べる。
するとなんだかネクタイを締めたように、不思議と気が引き締まる。

右手にナイフ、左手にフォークを持つ。
熱々のうちにお肉にナイフを差し込むと、ジュワッと肉汁が溢れ出す。
この瞬間、お肉をいただく体制に入るかのようにスッと背筋が伸びる。
脇を締めて両手均等に力が入るからかな。
箸を持つときとは違う背筋の伸びを感じる。

フォークを口に持っていき、お肉をひとくち。
この瞬間は完全にお肉に脳が支配され、食感、旨味、香りを堪能することだけしか考えられない。
フォークはサラサラとした心地よい口触り。そして唇にしっくりと馴染むフォルム。
料理をじっくり味わうことを一番に考えてくれている。

キャンプにくるとまず、お皿とCAMP 3pcsのセットを出す。
CAMP 3pcsを出すと、「今日は何食べよう？」とワクワクしてくる。
ナイフとフォークは、フライパン料理を食べるときに。
スプーンは、ごはんやデザートを食べるときに必ず使う。
ナイフには、缶切りも付いている。
しっかりとしたつくりなのにとても軽く、持ち運びも軽快。
セットになってるので出すのも片付けも簡単。

キャンプ中は虫がたくさんいて、風が吹けばいろんな物も飛んでくる。
そのため、動作が雑になりがち。
そしてリラックスしすぎると、テーブルが散らかってくる。。
そんなとき、このカトラリーを出すとちょっと気が引き締まる。

男性の場合はネクタイを締めたとき、女性の場合はヒールを履いたときのような。
カチッとしたかたちのものを着るにふさわしい自分になろうとするからか、気が引き締まる。
キャンプ中に気を引き締める必要はないけれど、身の回りを綺麗にしておくことは大切。
特にビニール袋などの余計なものが出ていると、一気に生活感が出てしまい、自然と一体になるスッとした感覚が得られない。

そんなとき、このカトラリーを置くと「ちょっと片付けようかな」と意識できるようになる。

自然に溶け込むデザインと質感。
軽量なのに高級感があり機能的。
そして雑になりがちな外での食事を、ピリッと引き締めてくれる。

森の中のレストランに来たような気分にしてくれるカトラリー。
自然の中での食事を一層美味しく、華を添えてくれる。
私にとって必須アイテムです。