ニューヨーク旅行5日目の夕方。
ブルックリンにある「Roberta’s(ロベルタ)」でピザを食べたあと周辺をお散歩。
→「Roberta’s(ロベルタ)」の詳細はこちらの記事へ
こちらはブルックリンの「Bushwick(ブッシュウィック)」。
ブッシュウィックは、元々は倉庫街でした。
しかし近隣地域の家賃が高騰したことにより、アーティスト達が倉庫を改装してここに住みはじめました。
そのため現在は、ストリートアートや新しいアートの発信地として有名な地域となっています。
Roberta’sの周辺をちょっと散策しただけでも、壁にはたくさんのストリートアート。
今回は行けなかったのですが、ロベルタから歩いて15分程の場所に、
「Bushwick collective(ブッシュウィック・コレクティブ)」という最大級の規模を誇るウォールアートエリアがあります。
「Bushwick collective(ブッシュウィック・コレクティブ)」とは、2012年にブッシュウィック出身のジョセフ・フィカロラ(Joe Ficalora)氏がアーティストを招き、壁にグラフィティアートを描いてもらったことからスタートしたプロジェクト。
元々は犯罪が多かったブッシュウィック。
ジョセフさんの父親は犯罪に巻き込まれて亡くなってしまったそうです。
ブッシュウィック・コレクティブは、そんな地域を変えたいという思いからスタートしたプロジェクト。
このプロジェクトにより、ブッシュウィックの治安がだいぶ改善したようです!
→Bushwick collective(ブッシュウィック・コレクティブ)
「アートの力で変わった街。」
次回は必ず見に行こう。
人通りは少なく、地元らしき人がちらほら。
そして独自のカルチャーのお店が点在しています。
独自のウォールアートと、どこを見ても絵になる街並み。
こんな場所に住んでいたら、自分の価値観や美的感覚、生活スタイルすべてが変わるんだろうな。
ピザでお腹がいっぱいになったので、カフェで美味しいコーヒーが飲みたいな。
歩いていると「Swallow Cafe」をという看板。
正面はフクロウのウォールアート!
錆び付いたライブハウスのような階段を上るのも非日常的で楽しい。
でもここに住んでたら、これが日常なんだな。。
ワクワクしながら店内を覗いてみます。
大胆な外観と錆び付いた階段とは対照的に、店内はレンガとウッドの落ち着く空間が広がっている。
パソコンで作業している人、一人でのんびりと読書している人、
それぞれの時間を静かに楽しんでいます。
ここも入ってみたいけど、他のカフェも覗いてみよう。
ここはカフェだろうか?
お店の前で人や犬が自由に過ごす。
よく見ると、「SEY COFFEE」というカフェのようだ。
ちょっと混んでいるので、後でもう一度来てみよう。
ロベルタのすぐ前にある小さめのマーケット。
天井は一面グリーンのデコレーション!
今日のような暑い日も、グリーンがクールダウンしてくれて涼しくなる。
そして奥には「SUSHI」の暖簾!お寿司まで売っています。
特に買い物はないのですが、楽しい空間に思わず店内をうろうろしてしまいます。
「スーパー」は日用品を買いに行く場所。そして「買い物」は日常のルーティン。
しかしそんな「スーパー」をただ物を買う場所ではなく「楽しむ」空間に変えて、
「気分が上がる。そして買いたくなる。」という「買い物」のフローを大切にしている。
たまたま覗いた小さなマーケットも、クリエイティブの力で生活を楽しめる空間になっていることに驚きました。
日常の当たり前をクリエイトして、今生きている瞬間を楽しむ。
ブッシュウィックはそんな印象の街。
「何事もフローを楽しもう。」
忙しくしていると何事も完了させることに意識が行ってしまう。
しかし完了するまでの過程を楽しむことは「今生きている瞬間を楽しむ」ということ。
今を楽しむことによりもっと深く思考し感じることができ、完了させようと思っていた物事もさらに良いものになる。
忘れてしまいがちですが、このことを常に意識しよう。
さっき見つけたカフェ「SEY COFFEE」はそろそろ空いたかしら?
早速向かってみます。
「SEY COFFEE」の記事は次回!