ニューヨーク旅行4日目。
今日はニューヨーク旅行で一番楽しみだったブルックリンへ。
滞在しているルドローホテルからuberでブルックリンへ向かいます。
→「The Ludlow Hotel(ルドローホテル)」の記事はこちら
ブルックリンに入ると、マンハッタンとは一転。広い空と、どこを見ても絵になる街並みの連続。「行ってみたい」と思う場所ばかり。
散策前にまずは美味しいコーヒーが飲みたい。
ブルックリンで人気のカフェ「DEVOCION(デボーション)」へ。
カフェ「DEVOCION(デボーション)」に到着。
街並みのかっこよさに加えて、風格あるお店の外観に写真を撮る手が止まらない。
「入り口はどこだろう?」
よく見ると真っ正面ではなく、左側にさりげなく扉が。
「裏口じゃないかな?」ドキドキしながらドアを開ける。
ドアを開けると、細くて長い通路。
右側には焙煎工場。そして左側にはコーヒーが出来上がるまでの説明のボードが。
コーヒーを注文する人の列ができています。
正面入り口のようで、一安心。
入った瞬間からまるで工場見学に来たような気分。
コーヒーの説明や焙煎工場を見ながら、ワクワクコーヒー待ち。
そして通路を抜けると工場見学の気分とは一転!
明るく開放的な空間が広がる。
これぞ想像していた「ブルックリンのカフェ」と言った感じ。
細い通路からのギャップからか、さらに気持ちが上がる。
仕事をする人、読書する人、親子連れ、、、
店内は混み合っていますが、天窓があり席と席の間も広々。
みんながそれぞれの時間を気持ち良さそうに過ごしています。
絵画。
壁のコート掛け。
コーヒーもオリジナルパッケージで販売。
どこを見ても隙のない、細部までこだわったオリジナル空間。
そして、レンガと木目調ベースの店内に、お店のキーカラーである黄色が大胆に配色されたオリジナルポスター。
この黄色が、隙のないこだわりの空間に抜け感を出している。
そして奥の壁には、一面に配置された大胆なグリーン。
グリーンの和やかさも、聴こえてくる音楽も、気取ってなく心地よい。
落ち着いたところで、コーヒーとスコーンをいただきます。
「カプチーノ」
キーカラーの黄色いカップ。
木目のテーブルに映えるイエローに心が弾む。
酸味のあるフルーティな味わのエスプレッソと濃厚なミルク。
「ドリップコーヒー」
コロンビアから直接輸入したこだわりの豆を、お店で焙煎しています。
こちらも程よい酸味とフルーティな味わい。
毎朝飲みたい定番の味。
「ベジタブルスコーン」
カリッとした中に、練りこんで焼かれたチーズの味がふわっと広がる。
その中に唐辛子のピリッとしたアクセント。
濃厚なピザのような味わいのスコーン。
裏口のような入り口を入ると、細い通路。その横には焙煎工場。
カフェにある焙煎工場は、お店の奥に隠れているイメージがある。
しかしDevocionは、一番大切な焙煎工場を入り口に配置。
しかも中心部に持ってくるという大胆なコンセプト。
そして必ず焙煎工場を通るため、コーヒーを飲む前にコーヒー豆について知ることができる。
中に入ると一転。尖ったオリジナリティで溢れる広い空間が広がる。
しかし尖ったオリジナリティの中には、程よい抜け感がある。
それぞれのテーブルにランダムに置かれる黄色いカップ。
飲むことで黄色いカップがたのしく動き出す。
レンガの壁の店内には、一面だけ大胆なグリーン。
人工的なかっこよさの中に、ジャングルのような野性的な面がある。
そして上を見上げると、天窓からは空の青が広がる。
…こんな風に所々にある抜け感が、ずっと居たくなるような心地よさを生んでいる。
入り口の焙煎工場を見て、コーヒーを飲む前に豆の成り立ちを知り、
「尖ったオリジナリティ」と「程よい抜け感」の絶妙なバランスの店内で、心地よくコーヒーをたのしむ。
DEVOCIONのコーヒーに対するストイックな想いと、「コーヒーを最大限に楽しんでもらうこと」への妥協のなさが、居心地の良さを生んでいる。
出口は焙煎工場を挟んで入り口と反対側。
焙煎工場の様子を眺めながら帰ります。
DEVOTION / デボーション ブルックリン