今日は休日。
天気も良く外に出たいけれど、休日はどこに行っても混んでいます。
しかし駅から遠い奥渋エリアはそんなに混むこともないので、ゆっくりできそう。
今日は富ヶ谷にある「ボンダイ コーヒー サンドウィッチーズ (BONDI COFFEE SANDWICHES)」へお散歩がてら行ってみます!
「ボンダイ コーヒー サンドウィッチーズ (BONDI COFFEE SANDWICHES)」は、広尾と代々木公園にある「BONDI CAFE」がプロデュース。
全粒粉100パーセントの自家製パンでつくるサンドウィッチとこだわりのコーヒーが楽しめるお店。
ボンダイ コーヒー サンドウィッチーズがあるのは、「東大裏」の通り。
この通りは、「THE COFFEESHOP ROAST WORKS(ザ・コーヒーショップ・ローストワークス)や「フレッシュネスバーガーの1号店」など、こだわりのお店が点在します。
代々木上原方面から歩くと、まずは「フレッシュネスバーガーの1号店」が見えてきます。
「ここからフレッシュネスバーガーがはじまったんだなぁ。。」
今では大きく拡大しているフレッシュネスバーガーも、はじめはこの1店舗だったんだな、と思うと、とても考え深い。
歴史を感じる店構えを見て、しみじみと通り過ぎる。
あやうくお店に吸い込まれそうになるところでしたが、今日はボンダイの日。
フレッシュネスバーガーから少し歩くと、オープンなお店が見えてきました。
お店のコンセプトであるボンダイビーチを思わせるような、自由で開放的な店構え。
今日は休日のためか、いつもより多くの人で賑わう。
お店の外でもそれぞれが楽しむ和やかな様子が見えてきます。
早速店内へ。
入り口のすぐ左側にはエスプレッソマシーン。
そして右側の棚にはバナナケーキとスコーン。
「バナナケーキおいしそう!」
「全粒粉のバナナケーキ」「くるみバナナケーキ」「チョコバナナケーキ」の3種類のバナナケーキに目が奪われてしまいます。
私は甘いものが大好きなのですが、砂糖をたくさん摂ると体調を崩してしまう。。
今回は我慢しようと思いましたが、嬉しいことにハーフサイズが!
そしてバナナブレッドは、砂糖も少なそうなイメージ。
「これは食べるしかない!」
反射的に「全粒粉のバナナケーキ」のハーフサイズを手に取る。
レジの横では、美味しそうなサンドイッチが次々と出来上がります。
しかも自家製パンのいい匂いが店内に立ち込める。。
しかし今はお腹が空いていないので、次回の楽しみにとっておこう。
気を取り直して、コーヒーを選びます。
レジの上には手書きでおしゃれに書かれた通常のコーヒーメニュー。
そしてレジ横には、スペシャルなコーヒーメニュー。
そしてちょっと後ろに目を向けると、全体のメニュー。
「カフェラテ」を注文しようと思っていましたが、
全体メニューの中に、コーヒーについて細かく説明されている部分が。
「Long Black(ロングブラック)」「Flat White(フラットホワイト)」「Cafe Latte(カフェラテ)」「Cappucino(カプチーノ)」の4種類のコーヒーの説明が書かれています。
「Long Black(ロングブラック)」は、エスプレッソを水で割ったもの。
「Flat White(フラットホワイト)」「Cafe Latte(カフェラテ)」「Cappucino(カプチーノ)」は、スチームミルクとフォームミルクの割合がそれぞれ微妙に違う。
このコーヒーへのこだわりがたまらない!
それならば今回はバナナケーキと楽しみたいので、エスプレッソを強く感じられる「カプチーノ」にしよう。
この時点でかなり気分が上がります!
「コーヒー豆を3種類からお選びください。」
「Colombia(コロンビア)」 チョコレートのように濃厚
「Ethiopia(エチオピア)」 フルーティで酸味あり
「Brazil(ブラジル)」 コロンビアとエチオピアの中間のような味
豆まで選べるのですね。さらにうれしい。
今日は酸味を楽しみたい気分なので、「エチオピア」をセレクト。
加えて手に持っていた、バナナブレッドも差し出す。
「生クリームを付けますか?」と店員さん。
こんな小さいケーキに、生クリームまでつけてくれるのですか!?うれしい!
もちろん「はい!」。
「温めますか?」
温めまでしてくれるとは。。!涙
しかし今日はふんわりよりずっしり食べたい。
「いいえ」。
まさかの生クリームトッピングや温めのサービスに気分は最高潮。
ワクワクしながら席で待ちます。
窓際の席は、犬もオーケー。
テイクアウトもこだわりのカップで提供されるので、お散歩しながらコーヒーを飲むのも楽しい。
そうこうしている間に、お待ちかねのコーヒーとケーキが運ばれてきました。
まずはカプチーノ。
大きなカップに丁寧に注がれたカプチーノ。
見ているだけでも幸せな気分。
フォームミルクたっぷりの程よいミルク感に、フルーティーな酸味のエスプレッソが混ざり合う。
「うん。今日はエチオピアにしてよかった。」
こちらは「エスプレッソマキアート」
そしてお楽しみの「全粒粉のバナナブレッド」
口に入れるとバナナのほのかな甘みと全粒粉の雑穀感が口に広がる。
そして冷たいままにしたので、しっとり冷んやりとした食感。
添えてある生クリームをつけながら食べると、雑穀感とクリーミーさが混ざり合い、なんともまろやかで優しい味わいに。
全粒粉のバナナブレッドが美味しかったため、
「チョコバナナブレッド」のハーフサイズも注文してみました。
今回は温めてもらうことに。
バナナとチョコレートはやはり最強コンビ。
バナナのまろやかな甘みの中に、程よくやってくるちょっとビターなチョコレート感。
小麦粉のふわっとした食感。そこにバナナとチョコの香りと甘味が広がる。
温かいケーキと冷たいケーキ、どちらも楽しめて大満足。
そして調子に乗って、もうひとつ。
「くるみバナナブレッド」のハーフサイズ。
今回は冷したまま。
バナナブレッドのまろやかな甘みの中に、香ばしくコクのあるくるみが飽きのこない変化をくれる。
しっとり食感の中に、程よくやってくるくるみの軽快な歯ごたえがたまらない。
結局ハーフサイズを3つ食べてしまいました。。
バナナブレッドは、温めるのと冷やすのとではまったく違う味わい。
その日の気分で変えられるのもうれしい。
わたし的には、温めないほうがしっとりとしていてお気に入りでした。
ボンダイコーヒーサンドウィッチーズの前を通ると「ちょっと寄っていこうかしら」と、ふらっと吸い込まれてしまう。
風通しが良く気持ち良さそうな雰囲気に、惹きつけられてしまう。
そして店内に入ると、波の音が聞こえてくるようなこだわりの空間が広がる。
おしゃれなのに気取っていない、程よく抜け感のある空間。
この自由な雰囲気が、まるで海外のカフェにいるように開放的で新鮮な気分にしてくれる。
さらにフードやコーヒーへのこだわりもすごい。
「ちょこっと一口甘いものを。」と思い、手に取ったハーフサイズのバナナケーキ。
小さなバナナケーキでもそのまま渡されるのではなく、温めや生クリーム添えなど、自分の好みにカスタマイズされてきれいにお皿に乗ってやってくる。
そしてひとつひとつ丁寧に注がれてやってくるコーヒー。
好みに合わせて、豆を選び、ミルクの割合まで選べる。
「すべてのものをそれぞれの好みで最高に美味しく食べてもらいたい!」という想いに、うれしくなる。心が温まる。
テイクアウトでも、店内でも、お店の外の椅子に座っても。過ごし方自由。
ミルク多めのコーヒー、温かいケーキ、冷たいケーキ。食べ方飲み方自由。
「コーヒーが飲みたい」「ちょっと日本から離れたい」。訪れる気分も自由。
海岸沿いに来たようなラフな気持ちでふらっと寄ってみたくなるカフェです。
BONDI COFFEE SANDWICHES / 東京 渋谷区富ヶ谷