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【奈良】「大神神社 冬の三輪山登拝」 服装と持ち物のまとめ

NARA

大神神社 冬至の三輪山登拝
「一泊二日で冬至の大神神社へ三輪山登拝に行こう。」
 
前日の夜中に急に行くことを決めた「冬至の三輪山登拝」。
普段登山をしないため、登拝時の服装と持ち物についてとても悩みました。
三輪山は写真撮影が禁止なので、ネットで調べてもあまり情報が出てきません。
また今回実際に登拝してみて「登拝に集中できる服装」で臨むことが、とても大切だと感じました。
そこで実際に登拝して感じたことを踏まえて、「冬の三輪山登拝の服装・持ち物・山の様子や注意点」をまとめました。

冬至の三輪山登拝。準備で悩んだのが「冬の登拝時の服装と持ち物」。

冬至は「昼の時間が一年でいちばん短い日」。
そして冬至は「一陽来復」。
「一陽来復」とは、「悪いことが去って、いいことが巡ってくる」という意味。
陰から陽へと気が回復してくるタイミングは冬至なので、冬至は「一陽来復」なのです。
 
今年は冬至に「大神(おおみわ)神社」のご神体である三輪山へ登拝に行こうと決めていました。

しかし冬至の日は雨の予報。
雨の中の初登拝は大変なので今年は諦めようと思っていたところ、前日に予報が変わり「午前中曇り、午後から雨」に。

「午前中に行けば大丈夫かも。これは行くしかない!」

 
前日23時の急な決断!今日は眠れるのかな?!新幹線で寝ればいいかな。。
そんなことを思いながら、慌ててホテルと新幹線を予約。
そして行かないつもりだったため、服装や持ち物も全く考えていませんでした。
 
「普段登山などしないため、登山グッズも持っていないけど大丈夫なのかな?」
 
登拝日の午前中は曇りだけど、いつ雨が降ってもおかしくない予報。
念のため雨の中の登拝を想定して、服装を決めなければならない。
しかし三輪山は写真撮影が禁止なため、山の様子を写真で見ることはできない。
そこで、「山は整備されているが、滑りやすい部分がある」「2〜3時間程度かかる」という口コミを参考に、服装を決めることに。
 
奈良までは東京から新幹線で移動。
奈良に1泊して、翌日の朝から三輪山登拝予定。
前日は奈良の街を観光する予定なので、登拝時の服はすべてスーツケースに入れていくことに。
そのため荷物は少なく小さくなるものを。
時間は夜中の0時過ぎ!
手持ちの服の中で、慌てて登山できそうな服を探しはじめました。

「三輪山登拝の服装」 行く前の不安と実際行った感想

登拝時の服はスーツケースに入れるため、小さく軽く
そして雨を想定して、洗いやすい服を。
慌てて用意した実際の服装と、行ってみて感じたことをまとめました。

実際の服装 行く前の不安 行ってみた感想
防水スニーカー
旅行や普段使用している街歩き用の履きなれたスニーカー。雨の予報なので、防水のものをチョイス。
滑りやすくないか? 雨が降らない場合、履きなれたスニーカーで十分。
雨の場合は岩部分が滑るので、登山靴がベスト。
インナー ロングTシャツとレギンス。
ナイロンの乾きやすい素材をチョイス。
レギンスまで必要か? 速乾性のあるインナーがベスト。
汗が引くと寒くなるので、ロングTシャツの着替えを持っていると良い。
トップス UVカットの薄手のメッシュパーカー 夏物で薄手なので、寒くないか? 寒くなかった。むしろ途中で暑くなったので、チャックで暑さの調整ができて便利だった。また、メッシュで汗が乾きやすいところもよかった。
ボトム コーデュロイのパンツ。
冬のキャンプや普段着ている動きやすいパンツをチョイス。
問題なし!
足を動かしやすいものであれば大丈夫です。
上着 ウルトラライトダウン
雨の予報なので、汚れてもすぐに洗えて暖かいウルトラライトダウンをチョイス。そしてウルトラライトダウンは小さくしてしまえるので荷物にならない!撥水機能もあるので、そこにもちょっと期待。。
暑くないか? 上りの途中までは寒かったので、ちょうどよかったです。
また、小さくしまえて邪魔にならず便利でした!

「三輪山登拝の持ちもの」実際行った感想

2〜3時間程度山を登るため、荷物は軽く。
また、水以外の食べ物は持ち込み禁止。写真撮影禁止。
最低限のものだけ持って行きました。
 

実際の持ちもの 行ってみた感想
ボディバック
リュックと迷いましたが、ボディバックに入る量だったので。
全く問題ありませんでした!
お金
お財布は重いので駐車場に置いて、登拝料(300円)・お賽銭・飲み物代の現金のみ持っていきました。
大神神社にはたくさんお参りする場所があります。三輪山のお参りは2箇所。登拝料は300円。お賽銭を考えて、多めに持って行ったほうが良いと思います。
水 500ml かなり汗をかくので、お水は必須です。お水は三輪山登拝の受付に行くまでと、登拝受付のところにも売っています。また、登拝受付のところに天然水を汲める場所もあるので、ペットボトルを持っていればお水を補給できます。三輪山に入るとお水を買う場所はありません。
タオル
汗拭き用の首にかけられるもの。
冬でも汗をかくので必須です!乾きやすいタオルを持っていくのがおすすめ。私は普通のタオルを持っていったのですが、なかなか汗が乾かず下山するときはちょっと冷たかったです。。
ポンチョ
防水ジャケットかポンチョか悩んだ結果、ポンチョをもっていくことに。大雨になったときにポンチョならリュックまで入れることができて安心。傘はやめました。
手袋 寒いので必須です。
防水パンツ
100円ショップで売っているものを念のためカバンにいれておきました。
大雨が降り防水パンツを履いていない場合は活躍すると思います。
靴づれ用のバンドエイド
ティッシュ

実際登拝した「三輪山のようす」

気温

三輪山の気温は、駅周辺や狭井神社付近とほとんど変わりません。

所要時間

少し早歩きで行ったため2時間弱。
普通の速さで2時間程度。のんびり行った場合、3時間程度。

三輪山の様子

階段状になっていて、整備されています。
途中岩のような部分もありますが、手を使わずに足だけで登れます。
しかし普段山登りをしない高齢の方には、少し厳しい印象でした。
入り口で杖の貸し出しをしているので、持っていくと楽に登れます。

靴について

当日雨に降られることはありませんでした。

途中の岩部分が、滝の水に少し濡れているところがあります。
そのあたりは少し滑る感じがしましたが、気をつけて登ればスニーカーで十分だと思います。
 
しかし雨が降った場合には、岩部分がかなり滑ると思います。
岩部分はそんなに多くないのですが、
雨の場合は、底が滑らない登山靴の方が安心です。

この日は冬至のためか、たくさんの方が山のお掃除をして下さっていました。
そのため落ち葉もほとんどなかったのですが、雨の場合落ち葉があるとさらに滑りやすいかもしれません。
 
途中、ヒール靴で登っている方に遭遇!
しかも割とスタスタと歩いていることに驚きました。
しかし足がグラグラしていたので、ちょっと間違えると足をひねる可能性があります。
また登拝なので気持ち的にもヒールはおすすめできません。
 
裸足で登拝している方もいらっしゃいました。
 
今回は雨の予報だったため、三輪山登拝用の靴を1足スーツケースに入れていきました。
しかし雨は降らず登拝で汚れることはありませんでした。
荷物を軽くしたい場合、雨の予報でなければ観光の靴と兼ねても問題ないと思います。

服について

私たちは、同時に出発した人たちに比べて早歩きで登りました。
そのため七合目あたりでウルトラライトダウンを脱ぐくらい暑くなりました。

頂上で参拝するときには一度止まるため、汗が引いてきます。

そして下山するときは汗を掻いた衣類が冷えて寒くなってきます。
私はそのあとも、ずっと体が冷えてしまいました。。
登拝後、お手洗いでインナーを着替えると風邪の防止になり良いと思います!

「冬の三輪山登拝」服装と持ち物のまとめ

冬の三輪山登拝での服装のポイント

● 登りは暑く下りは冷える。持ち歩きやすく簡単に着脱できて、体温調整しやすい上着。
● 汗が引いてくるととても寒くなるので、速乾性のあるインナーとタオル
● 途中滑る箇所があるので、滑りづらい靴
 

おすすめの服装


雨が降らない場合:履きなれたスニーカー
雨の場合:岩部分が滑るので、登山靴がベスト。

インナー
速乾性のあるロングTシャツとレギンス。

トップス
パーカーなど、着脱しやすく体温調整がしやすいもの。汗が乾きやすいとなおよい。

ボトム
足全体が隠れて、動きやすいパンツ。

上着
着脱しやすく、小さくなるもの。

持ち物

鞄 (リュックやボディバック)

お金(登拝料300円・お賽銭・お水代等)

スマートフォン(※三輪山では写真撮影は禁止なので注意。)

水 500ml(登拝受付でも購入可。)

首からかけられる速乾性のあるタオル

手袋

靴づれ用のバンドエイド

ティッシュ

着替えのロングTシャツ(あると便利!)

雨具(※雨の場合)
ポンチョかレインコート・防水パンツ

登拝中は山を感じながら一歩一歩踏み出し、神聖な気持ちになります。
慌てて準備した服装でしたが、全身で登拝に集中できてとても貴重な時間を過ごせました。
冬の三輪山登拝は、集中できる服装で風邪をひかないように気をつけて行ってきてください。^ ^

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