キャンプに行くと、朝必ずコーヒーを飲みます。
キャンプでは「tetra drip」という折りたたみのドリッパーを使用しています。
昔はガラス製のドリッパーを使用していました。
しかしガラスは持ち運びに注意が必要。そして汚れが溜まりやすい。
その点「tetra drip」は軽量な上に汚れも溜まらない。
そしてコーヒーも美味しく淹れられます。
テトラドリップは2種類の素材で販売されています。
左は「ポリプロピレン」素材。右は「ステンレススチール」素材。
どちらも3.5杯分のコーヒーが抽出可能。
(※1.5杯分のものも販売されています。)
左の方がコーヒーが濃く入りますが、機能的には大きな差はありません。
私はコーヒーに牛乳を入れる派なので、コーヒーが濃くなる「ポリプロピレン」がお気に入りです。
「ポリプロピレン」は「ステンレススチール」に比べて少し組み立てやすいのと、デザイン、手触りもこちらの方が好きです。
「MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip(テトラドリップ) 02P」
容量:3.5杯分のコーヒーが抽出可能
素材:ポリプロピレン
価格:1,620 円(税込)
コーヒーが濃くなるので、カフェオレを作るときに使用しています。
「MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip(テトラドリップ) 02S」
容量:3.5杯分のコーヒーが抽出可能
素材:ステンレススチール
価格:3,456 円(税込)
ポリプロピレン製よりもコーヒーが少し薄めになるので、アメリカンコーヒーを飲むときに使用しています。
キャンプではなるべく荷物を少なくしたい!
そして軽くて持ち運びが楽で、置くスペースも最小限に抑えたい。
テトラドリップはこんなにコンパクトになります。
置いておくスペースもとりません。
平面なので汚れが溜まる隙間もなく、使った後は水でさっと流すだけ。
乾かしておく時間がなくても、さっと拭けばすぐに片付けられる。
そして組み立てもとても簡単!
ステンレス製の方が素材が頑丈なため、ポリエチレンと比べると少し組み立てづらいかもしれません。
しかし全く問題ありません!
テトラドリップは円すい型。
台形型に比べ粉の層が厚くなるため、お湯と粉の接触時間が長く、豆の風味をじっくり伝えてくれる。
そしてお湯が真ん中に向かって直線的に流れるため、油分は少なめ。
その結果、すっきりとしながらも濃厚で旨みが強いコーヒーが抽出されます。
台形型よりもお湯の注ぎ方によって味が変わってきます。
そのためお湯の注ぎ方を研究すると、自分好みのコーヒーを淹れることができます。
フィルターも円すい型のものを使用。
一度折るだけで、簡単に設置できるのもうれしい。
しかし、円すい型フィルターは外出先ではなかなか売っていません。
MUNIQさんのブログに、台形型フィルターを改造する方法が載っていました。
https://www.munieq.com/single-post/2016/11/22/台形型ペーパーフィルターと-Tetra-Drip
これは便利。
つるつるとした手触り。段ボールのようなテクスチャ。
そこにロゴが刻印されているようなデザインがかわいい。
ポリプロピレン製は2年以上使用。
とにかく頑丈!
あえて言うと、使い込んでいくうちに少ししなりが出てきたかも、という程度です。
組み立てるときに少ししならせるためか、もしくは熱いお湯でしなりがでるのか。。
しかし良く見ないと分からない程度なので、全く問題ありません。
ステンレス製は3年以上使用。
こちらはしなりも出ず、頑丈!
手でテトラドリップの感触を感じながら、カチカチと組み立てる。
朝一番の日の光を浴び、木々に囲まれ、川の音と小鳥のさえずりを聴きながら。
家だったら「面倒だな」と思いそうだけど、自然の中だとこの作業がなんだか愛おしい。
平べったくて薄いものが、三角形のしっかりとしたドリッパーに組み上がる。
そして自分で組み立てたドリッパーで、美味しいコーヒーを楽しむ贅沢な時間が待っている。
飲み終わったらテトラドリップを解体して、川でさっと水洗い。
風通しの良い場所に並べて、緑を見ながらのんびり乾くのを待つ。
テトラドリップは、コーヒーをつくる過程までたのしめるドリッパー。
緑の中でのんびり過ごすコーヒータイムをより濃厚な時間にしてくれます。