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スリランカカレーとセイロンティーの魔法にかかる時間。BANDARA LANKA(バンダラランカ)

TOKYO

スリランカカレーのお店バンダラランカの「スリランカプレート」
今日は40度くらいありそうな猛暑日!こんな日はカレーが食べたい。
BANDARA LANKA(バンダラランカ)でスリランカカレーを堪能したいと思います。
 
バンダラランカは四谷三丁目駅と信濃町駅の間にあり、電車で行くとどちらも徒歩10分程度。歩くのは大変なので今日はドライブがてら車で向かいます。

スリランカカレーのお店バンダラランカへ車で行く
お店には1台だけ駐車スペースがあるので、空いていれば停められます。
 
「本当にここかな?」
不安になりながら、住宅街を車で進む。
すると新宿区の住宅街の中にポツンと1件だけ歴史ある建物が。
スリランカカレーのお店バンダラランカへ車で行く
うん、この建物に間違いない!
駐車スペースに車を停めて、改めて建物を見上げる。

スリランカカレーのお店バンダラランカへ車で行く
この建物は2007年にアートの新たな発信基地を目指して誕生した「アートコンプレックスセンター」。展覧会、ワークショップ、公募展などを企画して、「アート・コミュニティ」の創造と発展に取り組んでいる施設。
バンダラランカはこちらの建物の1階にあります。
スリランカカレーのお店バンダラランカへ車で行く
いやー、すごい!この建物だけ見てると、海外旅行に来た気分。
コロナで海外旅行にも行けないので、もうワクワクが止まりません!
スリランカカレーのお店バンダラランカへ車で行く
建物のエントランスにはバンダラランカの看板が。
スリランカカレーのお店バンダラランカへ車で行く

うんうん、テイクアウトも4種類できるのですね。
食べる前から念入りにチェック。
早速建物内に入ります!
スリランカカレーのお店バンダラランカ
少し歩いた左側がお店の入り口。
予約したことを伝え、早速店内へ。
スリランカカレーのお店バンダラランカの店内
高い天井の広々とした開放的な空間。ロフト階の席もあります。
スリランカカレーのお店バンダラランカ
窓際の席に案内されてほっと一息。
まずは注文。
ランチは「スリランカプレート」のみ。
スリランカプレートは、色々な種類のカレーが乗ったプレートにデザートとセイロンティーが付くセット。通常は自分で料理を取りに行くブッフェ形式。しかし今はコロナのため、盛られた状態で提供されます。
 
「量や辛さ、好き嫌いなどの希望はありますか?」
「いいえ、普通で大丈夫です。」
注文を終え、席で到着を待ちます。

スリランカカレーのお店バンダラランカ
テーブル、椅子、棚、柱や床など、空間全体が温もりある木目。そしてやわらかい間接照明の光。ふわっと包み込まれるように落ち着く空間。
スリランカカレーのお店バンダラランカ
お手洗いも風格のある佇まい。
スリランカカレーのお店バンダラランカ
スリランカの店員さんに、店内の異国情緒溢れる開放的な雰囲気。
日本にいながらも海外に来たようなトリップ感。
海外旅行に行けずモヤモヤしていましたが、日本にいても気分がトリップできるこんなにいいお店があるんだな。
居心地のよい空間に、食べる前から感動の連続。
 
そしてカレーが到着。

スリランカカレーのお店バンダラランカの「スリランカプレート」
お皿には数種類のカレーが盛られています。
インゲン、かぼちゃ、チキン、ダル、ネギ、、、
「チキンだけ辛めなので、辛い場合はかぼちゃや豆と合わせて食べてみてくださいね。」
すごい!色彩豊かなカレープレートに見とれてしまい、説明が耳に入ってこない…。
まずは食べちゃおう。いただきます!
スリランカカレーのお店バンダラランカの「スリランカプレート」
まずはインゲンから。一口食べると、インゲンの甘みとサクッとした歯触り。そしてまろやかなココナッツとトゲのない奥深いスパイスの味が広がる。なんだろう、今まで食べたカレーとは違う奥深さ。そしてパラパラとしたターメリック米、赤米と一緒に食べるともう絶品!油っぽさは全くなく、サラサラと口の中に入ってくる。これは健康にならないわけがない。
 
それぞれのカレーは主役になる素材の味が引き出されるように、様々なスパイスで煮込まれている。どれを食べても異なる味わいに驚きが止まらない。チキンカレーは辛さよりも旨味が引き立つので、辛いものが苦手な私でも気にならない。
 
チキンカレーをまろやかな豆カレーと合わせたり、スパイスで煮込まれた大根の煮物のようなカレーを箸休めにしたり、それぞれ個性的なカレーを掛け合わせてコラボを楽しむ。
 
それぞれのカレーの味を堪能した後は、パパダム(上に乗っている豆せんべい)を手でバラバラにして、すべてのカレーを混ぜる!
いやー!もう今まで食べたカレーの中で圧倒的!
スリランカカレーは今まで食べたことがあったのかな!?

 
かなりの量に見えたので食べれるかな?と思ったけれど、問題なく完食。むしろもう少し食べれそう。
 
そしてデザート。
スリランカカレーのお店バンダラランカの「スリランカプレート」のデザート
デュラムセモリナ粉とココナッツが使用された「ココナッツケーキ」。お芋のようなモチモチ食感がクセになる。
もう一種は「ヤシの花の蜜のプリン」。シナモンが効いた優しい甘みのプリン。
 
最後はセイロンティー。

スリランカカレーのお店バンダラランカの「スリランカプレート」のデザート
セイロンティーを一口飲むと、途端に優雅な時間が流れ出す。
「時間てこんなにゆっくり流れるんだなぁ。」
まるでアロママッサージを受けているようなまどろみ気分。
セイロンティーの香りを嗅いだだけで、魔法にかかったように同じ空間がキラキラと上質なものになる。

 

セイロンティーを飲み終わると、店主がのバンダラさんがミントティーも入れて下さいました。

「セイロンティーもミントティーもスリランカから持って来たものです。」
どちらもバンダラさんによって厳選された紅茶。

 
そして最後は建物の屋上の養蜂場で作られている蜂蜜を持って来てくださいました。
セイロンティーで終わりと思ったら、はちみつまで堪能。お腹も心もほっこり。
 
中庭にはテラス席もあります。そして水槽には大きな鯉が。

スリランカカレーのお店バンダラランカの店内
「鯉とスリランカカレー」
こんな全く合わなそうな組み合わせが、バンダラランカではしっくりくる。

 
スリランカでは油が少ない野菜中心のスパイスで煮込まれたカレーをパラパラとした赤米と一緒に食べる。野菜中心の出汁が効いた煮物を玄米と一緒に食べる日本の食文化と感覚が近いため、行ったことのないスリランカに親近感を感じる。日本の料亭でたまにみかける鯉とスリランカカレーの組み合わせも、こんな親近感から違和感がないのかもしれない。
スリランカカレーのお店バンダラランカ

「都会の真ん中でも、こんな優雅な気分になれるんだなあ。」
ちょっとセイロンティーを飲むだけで。
異国の味を堪能するだけで。
 
カレーのスパイスと食後のセイロンティー。この組み合わせが魔法をかけているのかしら。。?

スリランカカレーのお店バンダラランカへ車で行く
お店を出た後も、魔法にかかったようなまどろみ気分。
「またあのカレーが食べたい。」
夢心地で優雅なドライブは続く…。

BANDARA LANKA(バンダラランカ) / 新宿・四谷三丁目

→https://www.bandaralanka.jp

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