ニューヨーク旅行3日目。
午前中はセントラルパークを散策してジョンレノンに浸り、
(→詳細は「自由で平和なオーラに包まれる場所「Central Park」」の記事へ)
午後はアメリカ自然史博物館で恐竜に圧倒される。
歩き疲れたのでホテルで一旦仮眠…と思ったら、あっと言う間に夕方!
今日は18:30からマディソンスクエアガーデンで行われる「Bellator MMA(ベラトール)」を観戦予定!
慌てて地下鉄で「マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)」へ向かいます。
地下鉄に乗り、10分ほどで「34 St-Penn Station」に到着。
そこから5分ほど歩くと、マディソン・スクエア・ガーデンが見えてきました!
格闘技が好きそうなごっつい男性が、たくさん会場に向かっています!
ここがロックの殿堂、マディソン・スクエア・ガーデンかぁ!
荷物検査を受けて早速中へ入ります!
少し遅めの到着。そしてまだ序盤のためか、会場は半数くらいが空席です。
日本人選手RENA(レイナ)の試合がちょうど始まったところでした。
間に合って良かった!
レイナが優勢に見えた試合も、相手の締めで落ちてしまい一本負け。残念。。涙
試合が終わったところで飲み物を買いに売店へ。
ビールとポテトを買うも、アメリカンサイズ!
(写真を撮るのを忘れてしまいました!)
ものすごい大きさに、テンションが上がる!
ポテト片手にビールを飲む!これぞアメリカンスタイル。
今回のベラトールは、RENAと堀口恭二以外の試合は全く知らない選手。
そのため観戦していても飽きてしまい、ものすごい大きさのポテトを食べる手が進む。。
日本の総合格闘技「RIZIN(ライジン)」だと、選手が入場する前に煽りVTRがあり選手の背景を知ることができる。
知らない選手だったとしても、そのVTRのお陰で気分が盛り上がる。
さらに各選手の入場も凝っていて、私のようなにわか格闘技ファンでもエンターテイメントとして飽きない。
しかしベラトールは試合メインでどんどん進んでいく。
入場前に紹介VTRがおまけ程度には流れるが、選手の背景が分かる内容ではないため感情移入ができない。
私の場合、細かい技が分からないため途中で飽きてしまいました。
純粋に総合格闘技の試合や技の掛け合いを楽しみたいMMAファンにとっては、試合数が多く楽しいのだろう!
私は総合格闘技が好きというよりは、その選手の生き様やストーリーが見たいというところで総合格闘技が好きなのだ。
他のスポーツでは、一人の選手の背景を試合前にフューチャーするようなことはない。
これが日本の総合格闘技の面白さだと思う。
そして日本のRIZINは、エンターテイメントとして改めてすごいと実感!
そんなことを考えながら、堀口恭二選手まで、ポテトとビールでしばし会場の雰囲気を楽しみます。
そしてお待ちかね。堀口恭二選手が入場!
完全にアウェイなので、入場時も歓声はなく…日本で見る光景とは全く別物。
日本人がアウェイでがんばる姿を見ると、感動です。
相手の選手がつまらない試合をするも、堀口恭二はなんとか楽しい試合へと持ってこうとする。
しかし、相手が全然動かない。。。
会場内は終始ブーイングの嵐。。。
そんな状況の中、最後には堀口恭二の判定勝ち!良かった
「ツマラナイ試合をしてごめんなさい!」と堀口選手。
「いやいや、悪いのはあんたじゃないよ。」とニューヨーカーたちの声。
どうなることかと思ったけど、よかった!!!
堀口選手の試合が終わると、疲れていたためか最終試合までほとんど寝てしまいました。。
そして起きてみると深夜0時。
最終試合の途中で帰ることに。
ニューヨークは24時間地下鉄が走っているので、試合も遅くまでやるのですね。
しかしとても疲れていたのでuberで帰ります。
アメリカの総合格闘技「Bellator MMA(ベラトール)」を初めて観戦して、面白かったのは試合よりも観客のブーイングや自由な観戦スタイル!
好きな選手が出ると、思いっきり大きな声を張り上げて応援。
その応援してる観客に対して、相手選手を応援している観客が大きな声で絡む。
そして観客同士で、相手選手の批判のブーイングの掛け合いが始まる。
「面白いジョークを言ってやろう」みたいな、周りを笑わせて楽しませる掛け合い!
つまらない試合の時は、それぞれがバーにいるかのように大きな声で日常会話を楽しんだり、知らない観客同士でブーイングの掛け合いを楽しんだり、ブーイングソングを歌ったり。。。
とにかくほんと自由!
日本の総合挌闘技「RIZIN(ライジン)」の会場とは全く違う!
つまらない試合でもブーイングはほとんどなく、みんな割と真剣に見ている。
もしくは静かに携帯を見ていたり、それぞれの選手のことを真剣に討論していたり。。
試合を応援するときは、選手に対して声援やアドバイスを送り、観客同士の掛け合いはない。
いやー、こうゆう国による違いっておもしろい!
観戦スタイルもここまで違うと、会場の雰囲気を楽しむことが一種のエンターテイメントになる。
ベラトールの試合を見て、また一つニューヨーカーを知れた気がします。
そしてニューヨークが一層好きになりました。
自由な観戦スタイルを見て、「これでいいんだ。」となんだか妙に気が楽になり、元気がでてきました。
また他の国でも、総合格闘技を見てみたい!