※ 代々木カリーは2020年12月29日に閉店。
今日の気温は35度!新宿高島屋で用事を終えてほっと一息。
コロナの自粛要請のため海や旅行にはしばらく行けてないけど、なんだか夏気分を味わいたいな。
「そうだ、今日は代々木まで歩いて代々木ビレッジに行ってみよう!」
新宿高島屋から代々木ビレッジまでは約15分。お散歩にもちょうどよい。
今日は代々木ビレッジにある「代々木カリー」でカレーを食べて夏気分を味わいたいと思います!
高島屋から線路沿いを歩いて行くと、代々木駅の高架下が見えてきます。
代々木駅が見えたら、歩いて3分。
夕暮れ時のお散歩は、少し涼しくて気持ちいい。
代々木ビレッジに到着しました!
代々木ビレッジは、音楽プロデューサーの小林武史氏を中心にプロデュースされた商業施設。個性豊かな植物で埋め尽くされた空間には、カフェ、レストラン、ベーカリーなどが並んでいます。敷地の大部分を占めるテラスは、プラントハンターの西畠氏がプロデュース。珍しい植物を見て回るだけでもたのしい。そして奥の建物には、最高峰の音響設備を導入し音楽とお酒を楽しめるミュージックバーも。
私は夏の暑い日にビアガーデン気分を楽しみたいときによく利用します。緑に囲まれたテラス席で色々なお店の料理やお酒をたのしめる空間は都内にはなかなかないので、とても貴重な存在。
時刻は17時。代々木カリーとカフェ以外のお店はまだ開いていないようです。
しかし今日のお目当ては代々木カリーのレモンカレー。最近暑さのためか酸味のあるものにはまっていて、ずっとレモンカレーが食べたかった!
早速「代々木カリー」に入ります!
代々木VILLAGE(代々木ビレッジ) / 東京・代々木
時刻は17時。まだ開店したばかりなのでお客さんはいない様子。
まずは席についてほっと一息。暗くなる前から落ち着いたテラス席でごはんが食べれるなんてしあわせ。。
さて、カウンターで注文!
「なに食べよう?」
レモンカレーは必須!でもまずはちょっとしたおつまみとビールで乾杯したいな。
本日のおつまみの「ミョウガのアチャール」と「蓮根はさみ揚げ」「季節野菜と豆のサラダ」も注文しちゃおう。
まずはビールで乾杯!灼熱の暑さの中、緑に囲まれたテラス席で飲むビールは最高!
そして「ミョウガのアチャール」が到着。
アチャールとはインドのピクルス(お漬物)。シャキシャキのミョウガに酸味とスパイスが効いていてさっぱりとした味わい。カレーにも合いそう。
「季節野菜と豆のサラダ」
ナッツのザクザク感、ドライフルーツの柔らかい食感と甘み、そこにスパイスの効いたオリジナルドレッシングが合わさり、食欲を掻き立てられる!
勢いは止まらず、「蓮根はさみ揚げ」
サクサクの衣の中からは、シャキシャキのレンコンとひき肉のジュワッと感。
3種の塩が添えてあり、カレー塩と食べるのが一番お気に入り。
そしていよいよお待ちかねのレモンカレーが到着しました!
「帆立のバターレモンカリー」
まずはそのままひとくち!
レモンの酸味とココナッツ風味、そこに和風出汁とホタテのまろやかさが口全体に広がる。レモンカレーでこんなにまろやかなのは珍しい!和風出汁とホタテのまろやかさが加わるからだろう。しかしこのままだとちょっと酸味のパンチが足りないな。早速添えてあるレモンを絞ります。
やはりこれこそ最骨頂!パクチーを少し添えて食べると、レモンの酸味とパクチーで口の中が一気に爽やかに。
夢中で食べているとあっという間に完食。
がっつり食べたいときには、少なめに感じるかもしれません。
そして次は「柚子胡椒香る和風グリーンカリー」
ココナッツ風味のグリーンカレーにピリッと柚子胡椒。タイの風を感じるグリーンカレーを、まろやかな和風出汁と雑穀米でいただく。
病みつきになるタイカレーと食べ慣れた和風味の組み合わせのためか、いつも以上にスプーンの勢いが止まらない!
そして最後は「豚肉とリンゴ酢のビンダルカリー」!
刺激的な酸味と和風出汁のまろやかさの中にジューシーな豚肉!このカレーを素揚げされたゴボウのカリッとした食感と香りをアクセントに雑穀米といただく。今日のような暑い日には、「酸味のあるカレー・ジューシー豚肉・雑穀米」という組み合わせはたまりません!
3種類とも和風ベースのカレーですが、どれも独創的で三者三様。全く違う味わいをたのしめる。そして雑穀米でサラサラと食べられるので、こんなに食べたのにカラダも軽い。
生暖かい空気を感じながら緑を眺め、テラス席で食べるスパイスの効いたカレーは、心地よい清々しさを運んでくれる。
「今日もごちそうさまでした。」
オープンテラスで緑ゆたか。まさに都会の中のオアシス。
代々木ビレッジは特に今のようなコロナの状況下では、ソーシャルディスタンスも保てるので本当にありがたい存在。
そして代々木ビレッジの中にある代々木カリーは、がっつりカレーを食べたいときにも、のんびりお酒を飲んで締めのカレーを食べたいときにも。
テラス席で優雅に風を感じ緑を眺めながら、ちょっと一杯。そのあとは、インドやタイの風を感じる和風出汁と雑穀米のほっと落ち着くカレーが待っている。
これぞ日本でしか味わえない贅沢な時間。
コロナで外出が制限される中、こんな身近な場所にあるオアシスに目を向けられることに感謝。
夏気分を満喫し、ココロもカラダも清々しくお店を後にしました。
代々木カリー(YOYOGI CURRY) / 東京・代々木