こちらは、映画「トランスフォーマー」の撮影でも使用されたマンション。
鰂魚涌(クオーリーベイ)の超過密住宅ビルです。
表側の外観からも、この存在感に圧巻!
中庭に行ってみます。
ひとつひとつの部屋が、まるでブロックのように積み上がっています。
そして全体。
「ゴースト・イン・ザ・シェル」の世界。
生活感が溢れていて、思いっきり日常なはずなのに、
なぜか非日常感で溢れている。
各部屋にかかっている洗濯物さえも、
ビルの存在感と一体となり、重厚な世界観を作る要素となっている。
反対側を見ると、ビルの隙間から巨大な新しいビルがそびえ立つ。
今の香港の混沌とした様子を物語っています。
そして1階は、各商店が連なる。
地元の方が、椅子に座って楽しそうに話している姿、買い物をする姿。
ビルの全体を見ると非日常に見えるけど、
細部を見ると、そこで暮らしている人の日常がある。
さらに奥に行くと、市場があります。
野菜が山積みに置かれています。
新鮮な魚や肉も、ビッグサイズで売っています。
とにかくたくさんの材料が売っています。
香港のごはんがおいしいのは、
こんなに豊富な食物を使用しているからなのかな、、
と、なんだか納得してしまいました。
そして次回の旅行では、ここで買い物をして自分で調理してみたいな、、
と、想像が広がります。
ひとつのビルの中なのに、歩くたびに色々な風景が目に飛び込んでくる。
「次はどんなだろう?」、とワクワクしながら歩いてしまいます。
ここに1日いても飽きないくらいの情報量。
日常が溢れる場所に迷い込んだ非日常感。
この感覚は、日本では体験できない貴重な感覚。
この感覚を体感できたことに、本当に感謝です。
※現在は、プライバシー保護のため立ち入り禁止になっているようです。