香港てどんな国だろう?
単純に香港に興味が湧いたのは、些細なきっかけでした。
family martで販売していた「shine&shine」
パッケージがシンプルでさりげない。
透明で余計な装飾がなく、ジュースの鮮やかな色が見える。
その上コンビニというどこでも買える場所での販売なのに、ストレート果汁!
そして、少し高めに感じる368円という設定。
届く人だけに振り切っている!
この潔さにやられてしまいました。
そして2泊3日の香港旅行へ。
香港に行ったのは、4月中旬。
30度前後で湿気が多く、少し歩くと汗が。。
しかし、ここは香港!
日本であれば、ジメッとした気候は嫌だけど、
香港の異国情緒溢れる景色の中では、全く気にならない。
「異国に来たなー!」「アジアさいこう!」「ビールがおいしい!」
と、なんだかテンションが上がって、嬉しさすら感じてしまいます。
香港は1997年にイギリスから中国に返還。
そのため、訪れたことのある「上海」の雰囲気を想像していました。
けれど、その印象は良い意味でかなり裏切られました。
上海に行ったのは、もう5年以上前。
ちょっと前なので、今の上海はまた変化していると思いますが、
上海は、全体的に大胆(?!)な印象がありました。
しかし香港は、とても繊細な印象。
また、文化の発展や国としての成熟度が高く、とても馴染みやすく感じました。
そして、香港に行った素直な感想は、
「想像していた国とは全然違う!」
「おいしい!」「かっこいい!」「やさしい!」「ちょっと住んでみたい。。」
そのように感じた理由については、
ひとつの記事にはまとめられなかったため、
各記事でレポートしました!
香港はとにかくごはんが美味しい!
どのお店も、素材の味を引き出すように丁寧に調理されていて、
化学調味料が少ない。
「フォーチュンメトロポリス」というショッピングモール内のフードコートでも、
丁寧に仕込まれているのには、驚きました。
そして、数回訪れた庶民的食堂「彩福皇宴」
→「彩福皇宴」の記事はこちら
クリエイティブな上に、奥深いあじわいの「小籠包」。
丁寧に丁寧にダシをとっている「おかゆ」。
あまりの美味しさに感動したため、2度訪問しました。
クリエイティブにこだわったカフェ「THE COFFEE ACADEMIC」。
→「THE COFFEE ACADEMIC」の記事はこちら
香港に行くのであれば、
まず一番におすすめしたいカフェです。
「THE COFFEE ACADEMIC」をおすすめする理由は、
「今の香港という国を表しているようなカフェ」だと
感じたからです。
香港の成熟した文化を体感しました。
もちろん、こだわりのあるコーヒーやケーキも楽しめます!
そして、異国情緒あふれる街並み。
イギリスの植民地時代など、香港という国が歩んできた歴史が
視覚を通して伝わってきます。
そして、映画「トランスフォーマー」の撮影でも使用されたクオーリーベイの超過密住宅ビル。
→「クオーリーベイ」の記事はこちら
日常で溢れているはずの場所に、非現実的な世界を感じます。
建物のどこを見ても、その風格に圧倒されるばかり。
タクシーの運転手さんもとてもやさしい。
途中、水道管が破裂している光景に遭遇!
路面電車を利用したのですが、ここでも地元の方に声をかけてもらったりと
ほっこりする場面が多々ありました。
物価は日本とほとんど変わらない印象。
そして、香港の中環で見つけたオイル、ビネガー、リキュールショップ「VOMFASS」。
→「VOMFASS」の記事はこちら
店内がおしゃれな上に、オイルもビネガーも独特なセレクション。
おすすめの配合の美味しさには驚きました。
そして新旧の建物と文化が複雑に交差した「湾仔」
→「湾仔」の記事はこちら
「湾仔」は、少し歩くだけで色々な表情を見せてくれます。
漫画とアニメの複合施設「動漫基地」や、
デザイナー集団が手掛けるインテリアショップ「OVO」など、
新しい文化を発信。
しかし、少し歩くと、屋台や住宅地など
生活エリアも顔を出します。
香港は、「もっと知りたい!」と、好奇心をくすぐられる国。
そして知れば知るほど、「もっと何かあるんじゃないか?」と、
ワクワクさせてくれる。
色々とアジアを旅する中で、「香港」に大きな魅力的に感じた理由はなんだろうか・・?
今振り返ってみると、
香港の街に感じる「混沌とした中にある落ち着き」のようなものに、
惹かれたのかな・・・。
親近感を感じる面もあれば、全く違った側面もたくさんある。
その全く違った側面に、かっこよさや魅力を感じたのかな、、と。
短い旅行だからこそ、魅力的な「香港」のままで帰ってきているのかもしれない。
2泊3日では短すぎた旅行。
しかし、現地に行くことで今までの想像と違った「香港の魅力」を知ることができた。
また、異文化に触れて視野が広がり、今までと違った「やりたいこと」が増えて、
今後の自分にとって大きな前進となった。
「次回はここに行きたい!」「こんなことをしてみたい!」
と、旅行に行く前よりも、香港でやりたいことを増やして帰ってきた香港旅行。
香港をもっと知るべく、またすぐに再訪しようと思います!