こちらは2019年11月にリニューアルオープンした渋谷パルコ。平日夕方の空いている時間を狙い、地下1階の「カオスキッチン」のフロアにやってきました。
カオスキッチンは「食・音楽・カルチャー」をコンセプトに、飲食店と物販店が並ぶフロア。魅力的なお店がたくさんありますが、今日は一番気になったレトロ感漂う店構えのこちらのお店に入ってみます!
居酒屋「真さか」。
いや、よく見ると「ヴィーガン」の文字。「ヴィーガン居酒屋 真さか」です!
ショーケースを見ると、餃子や唐揚げ、レモンサワーや枝豆など定食屋さんらしいメニューが並ぶ。しかし「ヴィーガン」ということは、これらのメニューは全部野菜ってこと?!しかもこの店構えでヴィーガン!これは気になりすぎる!早速店内に入ってみます。
店内はこじんまりとしたレトロな定食屋さんの雰囲気!壁には魅力的なメニューがたくさん貼ってあります。そして割烹着姿の店員さんが、おしぼりとお水を持ってきてくれました。
ピカルディのようなタンブラー。しかしオレンジ色でプラスチック!
お店のレトロな雰囲気によく似合う。
「さて、何を注文しようかしら?」
餃子と唐揚げは必須。唐揚げは数種類のソースから。
「中国黒酢、四川麻辣、大根おろし、葱レモン、油淋、テリマヨ」
うーん、これは悩む。。今日はさっぱりしたい気分なので「葱レモン」かな。生野菜を食べたいので「パクチーサラダ」も注文。
そしてもう一つ気になるのが、入り口のショーケースにあった「白パスタ」「赤パスタ」。
この「白パスタ」が気になる!
白パスタはオイル系でアサリなどが入っているパスタのようです。
「白パスタはありますか?」
「すみません、今日は赤パスタしかないんです。。」
残念!!また次回の楽しみにとっておこう。
早速ビールが到着。まずはビールで乾杯!
続いて餃子が到着!
どーんとお肉がぎっしり詰まっていそうな外見。外の皮もパリパリでおいしいそう!
早速いただきます!
皮はパリッ。中はジューシー!中のあんは野菜とお肉?!いや違う。お肉は使ってないということは、これはソイミート。お肉のようなまろやかで脂ののったこってりとした食べ応え!とてもソイミートとは思えない。
皮のパリッと香ばしい食感と柔らかくジューシーな旨みたっぷりのあんの絶妙な組み合わせ。普段お肉で作られている餃子はあまり数を食べれないが、ここの餃子はいくらでもいけてしまう!ぱくぱく、ぱくぱく、箸が止まらない…。
そして「葱レモンソースの唐揚げ」
カラッとこんがりおいしそう!これも野菜だけ!?とてもそんな風には見えない。
早速いただきます!
口に入れると、外はサクっ。中はジュワッとジューシー!!肉肉しい。肉の旨みがぎゅっと詰まっている!とてもとてもソイミートとは思えない…!メンチの具の玉ねぎ抜きのような感じで、ジューシーなお肉がぎっしり詰まっている食感と食べ応え。このジューシーなお肉に葱レモンのタレ。これがものすごい食欲をそそる!
そしてたっぷり添えてあるキャベツは必須!ジューシーな唐揚げにシャキッと爽やかなキャベツの食感が加わると、唐揚げの旨みがさらに引き立つ!
餃子と唐揚げを頼んだので食べれるか不安でしたが、あっという間に完食。
そして食べた後もお肉を食べたような胃の重さがなく、まだまだ食べれそう。さすがソイミート。
厨房を見てみると、隣のお店と繋がっている様子。
隣のお店、夕方までは「はまの屋パーラー」。夜は「campy!bar」
「はまの屋パーラー」は、有楽町にある創業53年を迎えるサンドイッチが有名な老舗の喫茶店。「campy!bar」は新宿二丁目にあるゲイバー。
喫茶店とゲイバーを同じ店舗にするという、なんとも斬新なコンセプト。そして厨房は「ヴィーガン居酒屋 真さか」と繋がっている!?
元々こちらの3店舗は別々のお店だったようですが、コロナウィルスの影響で期間限定でなんと「三店舗合同」で営業することになったようです!
「パーラー」「ゲイバー」「ヴィーガン居酒屋」が一体となり、純喫茶のたまごサンドやビーガン唐揚げを女装ウェイトレスが運ぶというまさにカオス!これは見てみたい。しかし今日はコロナの影響からか、「ヴィーガン居酒屋 真さか」だけの営業でした。
「コロナウィルスが落ち着いたら、ゆっくり来よう。」
「ヴィーガン居酒屋 真さか」は、PARCO地下1階の「カオスキッチン」というコンセプトを代表するようなお店。
そして「パーラー」「ゲイバー」「ヴィーガン居酒屋」が手を組むという、日本でしか実現できない斬新な企画!海外のお客さんもきっと喜ぶんだろうな。。早くコロナが収束して、お店に人が溢れる日がやってきますように。。
「ヴィーガン居酒屋 真さか」 / 渋谷PARCO カオスキッチン