今回はニューヨークへ旅行!
ニューヨークと日本の時差は13時間。
そして気になるフライト時間は、行きは13時間、帰りは14時間。
1日の半分を飛行機で過ごすことになるので、家のように快適に過ごしたい。
そして現地に着いてからも、家に帰ってからも、フライト疲れをなるべく無くしたい。
思い返してみると、今まで一番辛かったフライトはLCCに乗ったとき。
LCCでも、自分に合う飛行機と合わない飛行機があり、合わない飛行機はずっと辛い思いをしました。
合わない原因は、
「座席の硬さ」「背もたれの高さ」「狭さ」
の3つかなと思います。
合わないときは座ったときから小さな引っ掛かりを感じました。
しかしここはLCC。
「安いから小さな引っ掛かりは仕方ない!」
「短時間フライトだから大丈夫!」と割り切って搭乗。
その結果、
座っている間、体勢が安定せずずっともぞもぞする。
体が辛くて眠れない。
長時間違和感のある体勢をとるため、体が痛い。。
短時間フライトなのに現地に着いてからも、なかなかフライト疲れが抜けず、思うように行動ができませんでした。
今回のニューヨーク旅行は行きも帰りも全日空。
全日空は今まで乗った感じでは快適だったため、座席への不安はありません。
しかし、「フライト疲れで思うように行動できない」という事態は避けたい!
そのためにも、限られたスペースの中でいかに快適に過ごすかを考えます!
そこで今回は、以下の「機内で過ごすときに気になる点」を無くすことにしました。
(エコノミーです!)
この5つの対策をばっちりにして、ニューヨークへ旅立ちます!
そして、対策をした結果と日常への応用、その他のお役立ちグッズもまとめました。
「ロングワンピース」を着ていく
フライトが長くなると、だんだんと足を動かしたくなってきます。
足を伸ばしたり、座席の上に置いてみたり、お姉さん座りしてみたり。。
そんな姿勢をとる時に、一番良いのは締め付けのないロングワンピース。
どんな姿勢でも服の中で足を自由に動かせるため、本当に楽です。
サロペットは、トイレに行くときに面倒。
そしてパンツの場合は、足に布が纏わりつくのが気になります。
セパレートのスカートの場合、長時間フライトではウエストのゴムなどの締め付け感が少し気になります。
その点ロングワンピースは全ての問題をクリア。
そして万が一機内で寒くなった場合でも、さっとロングソックスを履くことができる。
全く締め付けのない状態は、やっぱり快適です。
そして「肌触りが良い」「通気性が良く、汗を吸い取る」「シワが気にならない」素材が快適です!
今回私は、ウエストをリボンで縛るタイプのリネン風ロングワンピースを着ていきました。
ウエストのリボンは、機内では外して締め付けをなくしました。
そして素材は、肌触りが良く吸湿性の高いレーヨンと
シワになりにくいポリエステル。
この2つが混合された素材なので、とても快適でした。
座席で「使い捨てスリッパ」を履く
そしてあたらめて「快適!」と実感したのが「使い捨てスリッパ」。
いつも座席に着くと靴を脱ぎます。
飛行機によっては足置きがあるので、スリッパを持ち込むのが面倒なときはスリッパなしで過ごすこともあります。
今回の旅行では、行きは「スリッパなし」、帰りは「スリッパあり」で過ごしてみました。
「スリッパなし」で感じたこと
●「トイレに行くときに靴を履く一手間が、狭い座席では面倒だなぁ。。」
立つのが面倒になり、あまり席を立たなくなります。
そして同じ姿勢を長時間保つことになるため、体がつらくなる。
●「座席で足を伸ばしたとき、直に絨毯に足が付くのがちょっといやだなぁ。。」
ちょっとした違和感ですが、足を浮かせたりしてしまい、完全にリラックスできていない。
そんな小さな不快感の積み重ねが14時間続き、「スリッパありで過ごせば良かった。」と思いました。
「スリッパあり」で感じたこと
●「思い立ったときに立ち上がれて爽快!家みたい。」
何も考えずにいつでも立ち上がれる安心感がある。
寝ぼけていても立ち上がるのが面倒ではない。
そして思い立ったときに機内をうろちょろできて、むくみ対策になる。
●「座席で足を安心して伸ばせる!」
完全にリラックスできる。そして足元も暖かい。
スリッパを履いているときの「安心感」がポイントだと感じました。
この安心感により、家で過ごしているようなリラックス状態に入れます。
そして今回のような長時間フライトになると、この安心感があるのとないのとでは、体調に大きく響いてくるように感じました。
スリッパを持って行くのは少し面倒ですが、長時間フライトでは必須!
「フライトソックス」を着用する
席に着いてから、いつもフライトソックスを着用します。
私はこのフライトソックスを使っています。
今回行きは「フライトソックスあり」帰りは「フライトソックスなし」
で過ごしてみました。
行きは長時間フライトにも関わらず、あまりむくみませんでした。
そして帰り。
最初の数時間は、「フライトソックスなしでも変わらないかも!」と余裕で過ごしていました。
しかし、だんだんと足が重い感覚に。。
10時間経った頃には、足がむくんで辛くなっていました。
そして降りた後足を確認すると、足がパンパン。むくみで痛い。。
フライトソックスの効果は偉大です!
「通路側の座席」を指定する
そして長時間フライトの場合、座席は必ず通路側。
事前に「オンラインチェックイン」をして、座席を指定しておきます。
航空会社によってオンラインチェックインが可能な時間は異なります。
全日空は、24時間前から75分前までオンラインチェックインが可能でした。
オンラインチェックインしておくと、空港では荷物を預けるだけなので時間も短縮できます。
搭乗してからは、通路側の席なので体が辛くなったらトイレまで歩きます。
そして空いているスペースで、手と足をぶらぶら振る。
首を伸ばす、肩を回す、アキレス腱を伸ばす動作でふくらはぎを伸ばす。
こんなじたばた動作を立ち上がる度にやっていたので、体がとても楽でした。
機内では、「ノーメイク&マスク」で過ごす
そして機内はひどい乾燥状態。
今回は長時間フライトのため、ノーメイクで出かけました。
ノーメイクは朝の身支度時間が短縮できる。
その上、メイク道具も前日からスーツケースに入れておくことができます。
機内で乾燥しても、躊躇なく顔を洗ったりクリームを塗ることもできる。
そして機内では喉も乾燥するためマスクを着用すれば、ノーメークは気になりません。
長時間フライトには、ノーメークは良いことづくめです。
帰りの飛行機ではメイクをしたまま搭乗したのですが、やはり顔の乾燥とリラックス度合いはかなり違いました。。
そしてマスクは通気性が良く、締め付け感のないものがおすすめ!
私は今回このマスクを使いましたが、空気が通る上にふわっとした付け心地なので比較的気にせずに眠れました。
5枚入りパックを2つ購入して、スーツケースと機内持ち込みバッグ、それぞれに。
現地で風邪をひいてしまったため、たくさん持っていって正解でした。
「ペットボトルの水」を持ち込む
ペットボトルのお水は必須です。喉が乾いたらこまめに水分補給。
機内でもお水はもらえますが、紙コップなので不便な上に何度ももらうのは申し訳ない。。
その点ペットボトルの水は、気になったときすぐに飲むことができます。
体の中から潤うことで、快適に過ごせます。
「ネックピロー」にこだわる。
やはりネックピローは必需品。
いくつか試しましたが、今回ははじめてこれを使用しました。
肌触りが良い!
長時間フライトでは、この肌触りの良さがかなり大きなポイントとなりました。
そして首の部分が出っ張っているため、首が安定します。
空気の出し入れも、プッシュで簡単。何の労力も要りません。
高さが足りないときは、プッシュすればすぐに膨らみます。
今回寝ている時に度々高さ調整しましたが、そのままプッシュするだけなのでとても楽でした。
荷物は少し大きくなってしまいますが、とても快適。
そして洗濯機で簡単に洗えるので清潔。
今まで使ったネックピローの中で、一番快適でした。
「パーカー」を持っていく
機内は急に寒くなるため、上着が必要です。
パーカーは、頭まですっぽり被れるので何かと重宝します。
首や頭が寒い時、一人の世界に入りたい時。。
頭までしっかり包み込んでくれるので暖かく、安心感があります。
今回は夏の旅行のため、薄手のUVカット機能付きパーカーを持っていきました。
現地で日差しが強いときにも使えるので、とても重宝します。
ユニクロの「ウルトラライトダウン」を持っていく。(※寒い時期)
寒い時期の場合は、ユニクロの「ウルトラライトダウン」が必須です。
今回は夏の旅行のため、持っていきませんでしたが、少し寒い場合は必ず持っていきます。
ウルトラライトダウンはクルクルと丸めてとても小さくなるし、軽い。
それなのにとても暖かい!
冬のキャンプで眠るときにも使用していますが、圧迫感がなく快適です。
そして家で気軽に洗えるのもポイント。
私はもう4年使用していますが、劣化が少なく丈夫です。
耳栓
今回周りの騒音が気になったため、使用しました。
人の声を遮断するのは難しいですが、「気になったら耳栓がある!」という安心感としては、持っていると良いと思います。
歯磨き・洗顔セットとタオル
長時間乗っていると、やはり歯磨きをしたくなります。
トイレを長時間占領してしまわない程度に、歯磨きや洗顔でリフレッシュ。
のど飴
機内が乾燥するため、風邪をひいていなくても咳がでることがあります。
そんなときのど飴があると、喉が潤うので安心です。
携帯充電用のUSBケーブル
機内では音楽を聴いたり、本を読んだり、写真を撮ったりと、かなり携帯を使用します。
現地に着いてから充電がなくなってしまっては、困ります。
国際線には大体USBが備えられているので、機内で充電しておけば安心です。
今回上記のような対策をしてみた結果、完全な快適状態は難しいですが、いつもよりもかなり快適に過ごすことができました!
「機内を快適に過ごす対策」をばっちりしてみて感じたことは、
通路側の席でスリッパで頻繁に動いたので、いつもより体が軽い。むくみが少ない!
自分に最適なネックピローを使用したので、肩と首が楽。
ノーメイクのため顔を気にせずにリラックスできる。そしてマスクをしてるので乾燥しない。
パーカーとロングワンピースのため暖かい。肌触りもよく快適。座っている間も楽。
全体的には、今までよりも「体が楽」「リラックスできた」と感じました。
ニューヨークに着いてから、時差ボケで辛いことはありましたが、フライト疲れはほとんどありませんでした。
引っ掛かりをひとつひとつ取り除くことで、体調と気分がこんなに大きく違う。
些細な引っ掛かりでも、長時間継続すると大きな影響があることを実感。
「短時間フライトだからまぁいいか。」と見過ごしていましたが、「もっと早く対応しておけば良かった」と反省。。涙
そして1日目も体がとても楽だったので、苦なく動けて大満足です!
そしてこれを日常に置き換えてみると、日常の「些細な引っ掛かり」は、「不要なものを捨てる」「寝室を改善する」など、危機感のない物事が多い。
そのため「まぁいいか」「面倒だから後回し」といった感じで、「改善しよう」と思えずやり過ごしていることがあります。
これはまさに「些細な引っ掛かりがある状態」が、コンフォートゾーンになってしまっている状態!
※コンフォートゾーンについては、こちらの記事で書きました。
→「苫米地英人さん」的、集中力を上げる方法
長いスパンで考えるとこの「些細な引っ掛かり」の積み重ねは、大きなマイナスとなってしまいます。。
しかし日常でもこのような「些細な引っ掛かり」や「気づいたこと」に注意を向け、面倒でもひとつひとつ改善していくことで、
快適な時間が増えてパフォーマンスが上がる。
コンフォートゾーンが「些細な引っ掛かりがない状態」の方に移動して、もっと快適になるスパイラルに入る。
分かっていながらも、できていないことを反省しました。。
今回は「機内を快適に過ごす方法」を考えたのですが、機内も日常もくくりが違うだけで考え方は全く同じ。
ここはビシッと「改善しよう!」と自分で決めて実行しないと!
人生がより快適になるように、ひとつひとつ改善していこうと思います。