KOMITI TOKYO

2019.05.30

【山中湖】「大人味のケーキと贅沢な時間」。ペーパームーン。

CAFE YAMANASHI

ペーパームーン 山中湖 エントランス
こちらは山中湖のペーパームーン。
道志でキャンプをするときに、よく訪れるカフェです。
 
こちらのカフェは、とにかくケーキが美味しい。
そして山中湖というシチュエーションもあり、しっとりと落ち着くカフェ。
 
この日もキャンプ中にペーパームーンのケーキが食べたくなり、車を走らせてやってきました。

ペーパームーン 山中湖 駐車場
駐車場に車を停めて、早速建物へ向かいます。
入り口には「10歳以下のお子さまは入店不可」という看板。
湖沿いのカフェの雰囲気を、落ち着いて楽しんでもらうこだわりが感じられます。
ペーパームーン 山中湖 テラス
建物は緑に囲まれていて、テラス席もあります。
テラス席には犬を連れているお客さんも多い。
 
早速ドアを開けて、店内へ。
ドアを開けるとすぐに、ショーウィンドウに並ぶケーキが目に飛び込んできます。
そしてガラスケースの上には、フルーツたっぷりのパイが並ぶ。
スマートに席に着きたいところですが、いつもここで足止めをくらってしまいます。
ペーパームーン 山中湖 ケーキ

並んでいるケーキの種類は、いつ訪れても大体大きくは変わらない。
それなのに、ショーウィンドウを見て毎回テンションが上がります。

まだ席にも着いていないのに、かなり気分が盛り上がり楽しむ準備万全!
 

「今日はどのケーキにしよう?」
 
まず頭に浮かんだのは「レモンパイ」。

一度食べたことがあって、さわやかなレモンパイに感動した記憶が蘇る。。

ショーケースには見当たらなかったのですが、試しに店員さんに聞いてみる。
「レモンパイはありますか?」
「レモンパイは夏季限定のため、まだありません。」
うーん。。残念!

もう一つ気になる存在の「マカダミアンナッツパイ」を注文することに。
 
全種類食べたい気持ちを抑えつつ、
今回は「マカダミアンナッツパイ」と「ショートケーキ」に決定!

飲み物は、「カプチーノ」と「ラテマキアート」。
そわそわしながらケーキの登場を待ちます。
 
天井はいつもはたくさんのカラフルなドライフラワーで埋め尽くされています。
(今日は季節的なタイミングで、まだ店内にはありませんでした。)
そしてドライフラワーは、種まきの段階から全て自分たちで作られているとのこと!
ひとつひとつのこだわりの積み重ねが、居心地の良い空間を作っているんだなあ、としみじみ。
ペーパームーン 山中湖 店内

そんなことを考えている間に、お待ちかね。
カプチーノとラテマキアート、続いてケーキが運ばれてきました。
 
まずは「マカダミアンナッツパイ」。
ペーパームーン 山中湖 マカダミアンナッツパイ

しっとりとろけそうなフィリング。
その上にカリッとしたナッツが適度にかかる。
そしてトロンとした生クリームがケーキにかかり、お皿に自由に流れ込む様子がたまらない。
 
早速ひと口いただきます。
 
口に入れるとトロンとしたカスタードと生クリームのフィリングの中に香ばしいナッツの香り。
さらにその中に何か「爽やかな香り」が広がる。
これはなんだろう??
ケーキにかかっている生クリームにも、同じ香りが広がる。
舌のセンサーをマックスにして分析してみる。
これはおそらく、洋酒でフルーツをつけた香りではないだろうか??

 
下のパイも、バター感のあるパリパリとしたパイではない。
パイを一度砕いて再形成したようなしっとり感。
その中に、適度に歯ごたえのあるナッツの食感が加わる。
そして焦がし風味のようなビターな味わいが、上のフィリングの甘みと調和する。
フィリングとパイを一緒に食べて、味が完成する。
 
一口食べるたびに、「なんだろう!おいしい。」という言葉と自然と笑みが。。
脳内が完全にマカダミアンワールドに支配されている状態。
そして夢中で食べているうちに、完食してしまいました。。涙

食べ終わった後も、口の甘さや胃がちょっと重い、みたいなことがなく
ケーキを食べたとは思えないすっきり感。

うーん。。もうひとつ、食べたい。。
完全に中毒状態です。

 
続いて「チョコレートショートケーキ」
ペーパームーン 山中湖 チョコレートショートケーキ
いちご、チョコレート、生クリーム、スポンジというなんとも贅沢なメンバー構成。
ショートケーキとチョコレートの組み合わせなので、「かなり甘いのかな?」と想像しながら一口。
 
そんなことはなかった!
なんだろう?大人の味!
 
こちらもマカダミアンナッツパイと同じ爽やかな香りが。。
チョコレートも甘すぎない。
生クリームとスポンジのフレーバーとして存在するようなチョコレートの存在。
いちごも主役級ではなく、あくまで全体のケーキの中に溶け込んでいる。

そして決め手のさわやかな香りを醸し出す洋酒。

この絶妙な組合せが大人が楽しめる「チョコレートショートケーキ」を作っている。

 

続いて「ラテマキアート」
ペーパームーン 山中湖 ラテマキアート
 
そして、「カプチーノ」
ペーパームーン 山中湖 カプチーノ
コーヒーのビター感。
その中にまろやかなミルク感。
ペーパームーンの繊細な大人味のケーキにとてもよく合う。
 

ペーバームーンは何度訪れても、毎回ケーキの美味しさに感動する。
そしていつも、「良い気」をたくさんもらえる。
「こんなものが作りたい。」「暮らしをこんな風にしてみようかな。」とか、クリエイティブなことが浮かんでくる。
 
美しく繊細な味の、研究しつくされたケーキ。
そしてシチュエーションと空間が織り成す、完璧な世界観。
この「一切妥協のないものづくり」が、感動とモチベーションをくれるのだと思う。
 
 

緑と湖に囲まれたカフェで美味しいケーキをいただく。
それだけでもかなり贅沢な時間。
しかしペーパームーンはそれだけではなく、さらに感動とモチベーションまで上げてくれるカフェ。
贅沢なしあわせな時間を堪能したところで、またキャンプ場へと戻ります。
ペーパームーン 山中湖 ケーキ テラス

Paper moon (ペーパームーン) / 山梨県 山中湖

http://www.basel.co.jp/papermoon.html

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