キャンプでは「鶏肉のマスタード焼き」をよく作ります。
フライパンかダッチオーブンを使って作りますが、「味わい」だけでなく「1日の過ごし方」で調理法を変えています。
→詳細は「調理法で「味わい」だけでなく「1日の過ごし方」も変える」の記事をご覧ください
「準備や片付けは楽をしてゆっくり過ごしたいけど、おいしいものが食べたい!」
そんな気分の日はフライパンで。
→フライパンでつくる「鶏肉のマスタード焼き」のレシピはこちら。
「焚き火を見ながら、じっくり料理を楽しみたい。」
そんな気分の日はダッチオーブンで。
ダッチオーブンでつくる日は、料理と焚き火をじっくり楽しみます。
今回は、ダッチオーブンでつくる「鶏肉のマスタード焼き」のレシピをまとめました。
ダッチオーブンは、スノーピーク(snow peak) のコロダッチオーバルとソト(SOTO)の ステンレスダッチオーブン(10インチ) を持っています。
両方で「鶏肉のマスタード焼き」を作ってみましたが、コロダッチの方が小さくて火のまわりが良いためか、鶏肉と野菜のおいしさが凝縮されます。
そのため「コロダッチオーバル」を使って調理しています。
コロダッチオーバルは、2人でおなかいっぱいになる量の調理が可能。
4人以上の場合は鶏肉のマスタード焼きだけでは物足りないので、バーベキューをするなど、他にも料理を追加すると良いと思います。
焚き火台は、ユニフレーム(UNIFLAME)のファイアグリルを使っています。
キャンプ場についたらまず、ファイアグリルに炭をセット。
火をつけて網を乗せておきます。
ダッチオーブンもバーベキューも、この大きさで最大4人までは大丈夫です!
※全員がたくさん食べる場合は、ファイアグリル ラージの方が良いかもしれません。
料理が終わった後は、網を外し焚き火を楽しみます。
鶏モモ肉 1枚
野菜・キノコ類
・じゃがいも 大1個
・玉ねぎ 中1個(もしくは大半分)
・ぶなしめじ ひと株
・トマト 中1個 (ミニトマトを半分に切ったものを使用しても美味しい。)
・ブロッコリー 半分※
※私は茎ブロッコリー(スティックセニョール)を使っています。普通のブロッコリーでも。
調味料
・クレイジーソルト※
・ペッパー
・マヨネーズ
・マスタード
・白ワイン
・バジル
※クレイジーソルトは塩でもOK。
クレイジーソルトには、ペッパー、オニオン、ガーリック、タイム、セロリ、オレガノが入っているため、さらに美味しくなります。
フランスパン
1.まずは下ごしらえ
・「じゃがいも」は、火が通りやすいように1センチくらいの半月切りに。
・「玉ねぎ」は5ミリくらいのいちょう切りに。
・「トマト」は5ミリくらいのスライスに。
・「ぶなしめじ」は石づきを切り落とし、バラバラに。
・「茎ブロッコリー」は5センチくらいに切る。
「ブロッコリー」の場合、房の部分は小さめに切る。茎の部分はスライスに。
・「鶏モモ肉」は、両面強めに塩胡椒。
2.ダッチオーブンに材料を入れる。
・「ダッチオーブン」は、くっつかないように全体に軽く油をなじませておく。
・「じゃがいも」を底に敷き詰める。
・その上に「玉ねぎ」を敷き詰める。
・「鶏モモ肉」を置く。
・ここで「白ワイン」をひと回し入れる。
※ジャガイモが底にくっつかないように多めに入れます。
・「ぶなしめじ」を乗せる。
・「ブロッコリー」を乗せる。
・「トマト」を上に乗せる。
・マスタード、マヨネーズをかける。
・蓋をする。
これだけの量を入れるとかなり満タンになりますが、無理やり蓋をしてしまいます。
加熱していくうちに野菜が小さくなっていくので問題ありません。
3.網の上で加熱する
・ダッチオーブンを網の上に置き、強火で沸騰するまで加熱する。
・沸騰して蓋がフツフツしてきたら、弱火で15分。
※焚き火は火加減に差があるので、火の様子で時間を調整してください。
3.待ってる間に、バーベキューをたのしむ
出来上がるまでの間、網の上でバーベキュー。肉や野菜を焼いて食べる。
これがたのしみ!
4.完成!
蓋を開けてみて、鶏肉に火が通っていれば完成!
鍋敷きを置いて、そのままテーブルへ。
基本的には火の通る大きさに切った野菜と鶏肉丸ごとをダッチオーブンに入れて、ワインをかけて蓋をしてほっておけば完成!
「じゃがいも」は一番下に敷いておくと、ちょっと焦げ目ができて美味しい。
「玉ねぎ」は旨みのスープを増やしてくれる。
「ぶなしめじ」「ブロッコリー」は、旨みを十分に吸ってくれて美味しくなる。
熱々のトマトは、鶏肉と相性抜群!ドロドロにならないように一番上に乗せます。
フライパンで作るレシピとの違いは、使う野菜と作り方。
ダッチオーブンはじっくり火を通すため、じゃがいも、玉ねぎ、ブロッコリーなど固めの野菜を入れてじっくりエキスを染みこませると美味しい。
ダッチオーブンの中でナイフでお肉を切り分け、熱々のままいたただきます。
そしてフランスパンを厚めに切り、網にのせて焼く。
このフランスパンを、ダッチオーブンにたくさん出ているエキスにつけながら食べると絶品!
フランスパンもダッチオーブンも冷めてきたら、網の上で温めなおすことができる!
網の上ってほんと便利。
そしてお肉を切るときや料理を食べるときはこのカトラリーで。
GLOCAL STANDARD PRODUCTS の 「CAMP 3pcs」。
包丁でお肉を切らなくて済む上に、コンパクトになり使いやすい。
そしてCAMP 3pcsをテーブルに置いておくと、上品な佇まいにピリッと気持ちが引き締まり、レストラン来たような気分になる。
→詳細は「キャンプ料理をワクワク美味しくしてくれるカトラリー。「CAMP 3pcs」」の記事へ
ダッチオーブンでつくる「鶏肉のマスタード焼き」は、じっくり料理しながらバーベキューもたのしむ。
料理も焚き火もバーベキューもじっくりたのしみたい!
そんな気分の日に、最適なレシピです。