KOMITI TOKYO

2019.11.18

【キャンプ料理】冬のキャンプはフライパンで「お手軽すき焼き」。旬の素材で自然と味の変化を自由にたのしむ。

CAMP

フライパンでつくるキャンプ料理「すき焼き」
冬のキャンプは澄んだ空気の中、満点の星空や落葉した木々の様子をたのしむ。
人も少なくなり、静かに自然を感じるにはよい季節。
しかし冬のキャンプはとにかく寒い!そのため料理するのが大変です。
水は氷のように冷たく、なるべく洗い物はしたくない。
そして寒いのであまり動きたくなくなります。
 
そんな冬のキャンプでは、手間を減らしてずっと温かく食べられる料理が一番!
そこで最近のキャンプでは、フライパンでお手軽に「すき焼き」を作ります。
すき焼きは冬の旬の素材にとてもよく合い、おいしくて簡単。
その上体の芯までポカポカ温まる。
フライパンのまま食べるので、洗い物も少なく後片付けも楽。
 

冬のキャンプ料理は「ずっと温かく」「洗い物を少なく」「後片付けを簡単に」。
そんな観点から、冬のキャンプでつくるすき焼きをご紹介します!

調理器具は?

「洗い物を少なく」「後片付けを簡単に」を重視して、以下の装備ですき焼きをつくっています!

バーナーは「SOTO レギュレーターストーブ」

キャンプ用品「SOTO レギュレーターストーブ」
バーナーは、SOTO(ソト)のレギュレーターストーブを使っています。
すき焼きはテーブルの上にバーナーを置いて調理しながらそのまま食べるため、なるべくコンパクトなバーナーを使いたい。

以前はイワタニのカセットフー マーベラスを使っていました。
キャンプ用品「イワタニ カセットフーマーベラス サンセットオレンジ」
デザインはかわいく、トップカバーが付いているので風除けになり便利!
しかしテーブルに置くと大きい。
その上レギュレーターストーブと比べてしまうと、出すのも片付けるのも手間がかかります。
(レギュレーターストーブが簡単すぎるのですが。。)

レギュレーターストーブはコンパクトなので、テーブルの上に置いても邪魔にならず、広々と食事を楽しめます。

パパッと折りたたむだけなので、出すのも後片付けも簡単!

 

調理器具一式は「snowpeak フィールドクッカー」

キャンプ用品「スノーピークsnowpeak フィールドクッカー」

フライパン、蓋、野菜を洗うザルとボウルは、スノーピークのフィールドクッカーを使用しています。
フィールドクッカーは、一式出してしまえば簡単に調理できる。
フィールドクッカーのセットの中に、おたまも入れておくと便利。
私はスノーピークのヤエンツグを入れています。
ヤエンツグは折りたたみ式なので、フィールドクッカーのセットにちょうど良く入ります。
ちょっとしたことですが、一式になっていることで出し入れや探す手間が省ける。
キャンプでは余計なことに時間も脳も使わないようにして、とことんリラックス。
そうすることで、自然をたのしむことに集中できて心身が解放され、活力が湧いてきます。

→フィールドクッカーの詳細はこちらの記事をご覧ください

snow peak(スノーピーク)/ フィールドクッカー

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クッカーやコップ、シェラカップを取り皿に。

キャンプ用品「モンベルのアルパインクッカー ディープ11+13 セット」
すき焼きはだし汁と一緒に具材を食べるため、深い取り皿が必要。
私はコップやモンベルのクッカーを使っています。
私が持っているのは、アルパインクッカー ディープ11+13 セット
持ち運びが便利な上にごはんも炊けるため、フェスによく行っていたときに購入しました。

モンベルのクッカーは直接火にかけられる。
すき焼きでは必ず最後に締めのリゾットをつくるので、後で温めなおせる器はとても便利!

「シェラカップ」も便利ですね。
取り皿にもコップにもなり、取っ手も熱くならずに温めなおせる。
現在購入を検討中です。

キャンプでは「3ステップ」ですき焼きをたのしむ。

キャンプのすき焼きは「ずっとおいしく温かく」。
最初はお肉の旨味を堪能し、次はお肉の旨味が出ただし汁で野菜をたのしむ。
最後はお肉と野菜の旨味たっぷりの濃厚なだし汁にごはんを入れて、リゾットや雑炊に。
具材を入れる度にスープの旨味が増していき、最後までポカポカ。

1.まずはお肉を堪能

フライパンでつくるキャンプ料理「すき焼き」
まずはだし汁と、ネギやしいたけなどの火の通りにくい具材をフライパンに。
沸騰したら「牛肉」をだし汁にさっとくぐらせてお肉の旨味を堪能します。豚肉でもおいしい。
 

2.お肉の旨味が染みただし汁で、野菜をたのしむ

フライパンでつくるキャンプ料理「すき焼き」
お肉を堪能した後は、お肉の旨味が染みただし汁で野菜をたのしむ。
白菜、春菊、しいたけ、水菜、ネギ、じゃがいも、、、野菜は何を入れてもおいしくなる!
 
洗い物を増やしたくないときは、春菊、ネギ、しいたけなど、手でちぎれる野菜を入れます。
見た目はちょっと微妙ですが、野菜はちぎることで味がしみ込みやすくなりさらにおいしくなる!
そしてまな板と包丁を洗わなくて済むので、後片付けがかなり楽に。

 

3.最後のしめは、ごはんを入れて雑炊やリゾットに。

フライパンでつくるキャンプ料理「すき焼き」
野菜を食べ終わったら、最後はだし汁の中にごはんを入れます。
さっぱりしたいときは「雑炊」に。
濃厚に味わいたいときは「リゾット」に。
トマトやジャガイモをだし汁でじっくりと煮込んでおき、そこにごはん、チーズ、牛乳や豆乳を加えると、濃厚出汁のリゾットのできあがり!

旬の素材でたのしむ「すき焼きレシピ」

すき焼きはお肉だけでも十分おいしいですが、さらにその時期の旬の具材を入れると旨味が掛け合わされておいしさ倍増!
メインの具材にあわせて入れる野菜や味もその日の気分で変えていく。
そうすると、ワンパターンになりがちなすき焼きがまったく違った味わいに。

冬は牡蠣が美味しい。「牡蠣と牛肉のすき焼き」

フライパンでつくるキャンプ料理「牡蠣と牛肉のすき焼き」
「牛肉」をしゃぶしゃぶで堪能した後に、「牡蠣」を入れる。
どうやってもおいしくなる贅沢な組み合わせ!
そのスープの中にごはんを入れてリゾットにすると、おいしさに涙が出そう。。

 

秋鮭が美味しい時期は「秋鮭と牛肉のすき焼き」

フライパンでつくるキャンプ料理「秋鮭と牛肉のすき焼き」

まずは牛肉と秋鮭を楽しむ。
贅沢な素材の出汁が十分に出たスープで野菜を食べる。
そして最後は、締めの「チーズ豆乳リゾット」!
 
→「秋鮭と牛肉のすき焼き」レシピはこちら

 

すき焼きには「自家製めんつゆ」を使うと簡単おいしい!

「自家製めんつゆ」
そしてすき焼きで大活躍しているのが「自家製めんつゆ」。
煮干し、昆布、醤油、みりん(私は「味の母」を使用)を煮詰めて作り置きしているものを、キャンプにも必ず持っていきます。
これを入れるだけで簡単にすき焼きができてしまいます!
 
→「自家製めんつゆ」のつくり方はこちら

すき焼きは、「旬の具材」「食べたい野菜」「味付け」の組み合わせで自由にたのしむ!
キャンプで食べるすき焼きは、自然の変化とともに味の変化もたのしめる。
自然の中で旬を感じながら自由にすき焼き。
最高に贅沢な時間です。

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