こちらは台湾の台中。
午前10時過ぎの「第二市場」。
第二市場には、台湾ならではの地元ご飯が食べられるお店が集まっています。
今日はお昼ご飯を食べにやってきました!
まずは、第二市場の中を散策します。
市場に入った瞬間、そこら中から美味しい匂いが。。
これだけでもう、幸せな気分です。
地元の方が野菜を買ったり、ご飯を食べに来ています。
匂いに誘われて、ワクワクしながら散策。
お惣菜を売っているお店。
お肉の販売店。
迷路のように入り組んでいる市場内には、
美味しそうな食べ物の屋台がたくさん!
市場内のお店は、昔ながらの屋台の食べ物やさんだけかと思いきや、
テイクアウトのお茶やさんや、コーヒースタンドなどの新しいお店もあります。
「ADD COFFEE」というコーヒー屋さん。
そして市場中央の雑踏の中に、「六角珈琲」というコーヒー屋さんを発見!
お肉屋さんや食べ物の屋台が立ち並ぶ中、こちらのコーヒー屋さんだけ
新しい感じでひときわ目立ちます。
機材にもこだわり、美味しいコーヒーが飲めそうな雰囲気。
台中には新しい文化のカフェがたくさんありますが、
市場の中にもコーヒー屋さんが多くあることには驚きました。
時代の流れで、これからもっと増えるのかな、、
時計を見ると、午前11時。
見所満載で、あっという間に時間が過ぎていました。
そろそろお昼ご飯を食べるお店を決めなくては。。
候補としては、
「意麺」で有名な「福州意麺老店」。
「魯肉飯」で有名な「山河魯肉飯」。
どちらも捨てがたく、2店舗の前を右往左往。。
「福州意麺老店」の前を通ると、「どうぞどうぞ」と呼び込まれます。
迷いに迷った結果、直感で「山河魯肉飯」で食べることに!
やはりここが一番惹かれる雰囲気を醸し出しています。
早速列に並びます。
「山河魯肉飯」の名物は何といっても「魯肉飯」
鍋の中でじっくりと豚の角煮が煮込まれています。
美味しそうな匂いが一面に漂う。。
列に並んでる間も、美味しい匂いと鍋でじっくりと煮込まれている角煮に夢中になってしまいます。
10人程並んでいましたが、角煮を見たり写真を撮ったりしているうちに
すぐに順番が回ってきました。
早速注文!
丼ぶりで豪快に食べるスタイルだけかと思いきや、
「山河誌」という「お弁当」の看板を発見!
地元の人もお弁当で持ち帰っている人が多くいます。
お弁当は、メインの「魯肉飯」に加えて、副菜を選ぶスタイル。
今回は副菜を色々と食べたいので、お弁当にしてもらうことに。
お弁当が完成しました!
早速「魯肉飯」をいただきます!
角煮は口の中でとろけるくらいトロトロ。
余計な化調の味は全くなく、じっくりと煮込まれた豚の味を引き出すような優しい味付け。
ご飯と角煮を夢中でかき込みたくなります。
そして添えてある副菜。
こちらも素材の味を引き出すような、家庭的で優しい味付け。
地元の人が毎日食べに来るのも、大きく納得です!
今回はお弁当で注文しましたが、
市場内で食べる「魯肉飯」は、やはりどんぶりでかき込むのが良いと思います!
市場に入ると、食べることだけに情熱を注ぐ時間がはじまる。
美味しい匂いに誘われて、ただ「一番美味しいものを食べたい!」
という一心で市場内をさまよう。
そして作る人も、おいしく作ることだけに情熱を捧げている。
空間作りや接客とか、余計なことは考えずおいしいものを作ることだけに集中。
そんな情熱が、じんじんと伝わってくる。
美味しい食べ物を売る。
そしてお客さんが食べる。
市場にいる全員が「おいしい食べ物」のことだけを考えている空間。
市場内にあふれるこのシンプルな情熱の渦にいると、不思議と心が晴れやかになります。
お腹も心も満たされながら、元気をチャージできる「第二市場」。
日本では体験できない、市場独特の活気と情熱を感じながら、
ご飯を食べに行くにはおすすめの場所です。
「魯肉飯」の後は、やっぱりコーヒーが飲みたい!
食後のコーヒーを飲みに「Fleet Street」へ向かいます。
→「Fleet Street」の記事はこちら
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